優先順位があります。退院するときに決めたことは、1番目が仕事、2番目がリハビリです。私には可愛い妻と息子が一人います。一年間の入院を強いられました。個人事業主ですから倒れれば収入が途絶えます。あと一年リハビリに専念したいとは言えませんでした。高額医療費制度があるとはいえど入院費は払わねばなりません。最低限の生活費、私立に通わせた息子の学費等々。退院しベットや日常生活に必要なものや、リハビリ用器具の代金、小樽リハの費用、何から何までお金がかかります。今まで蓄えてものはなくなりました。そして数ヶ月遅れの保険診療報酬がごく僅かずつ入金したため非課税扱いにならず市の福祉は対象外になりました、一所懸命働いて税金を払って、福祉は受けられない。一部負担が全額支払いになる、何か矛盾を感じます。昔のように働けません、リハビリやその他の病院受診のための休診。車椅子の噂も知れ渡り患者さんも以前より少なくなりました。しかたありません障害がある身体と車椅子で出てきたら、皆息を呑みます、それでも昔の患者さん達が車椅子に乗り頑張っていると聞きつけ来院されたり、新患を紹介して頂いたりで生活が成り立ち感謝しています。
それでも歩きたい、だからリハビリをします。
朝、仕事前に干渉波(EMS)下肢・フットマッサージ器・ストレッチや関節可動域運動・足のマッサージ、お昼まで仕事、食事してすぐにフットポンプに干渉波(EMS)上肢、休憩後ストレッチ台で、主に筋トレや車椅子からの立ち上がり訓練、夜九時頃まで仕事をし、食事あと少し休んで、電動サイクル・立位スタンド・立ち上がり・立位補助をその時の都合でしてもらう、家族の手が空いて居るときに歩行。基本的には、一人でやれることをしてる。歩く時間を増やすためいろいろと考え実行に移そうと思っている。時間が無い、ブログやメールの返事、保険請求・書類の整理・専門書や気になた本等は、仕事の合間か深夜にしている。テレビは仕事中にニュースぐらいしかみれない。
それを私が選んだのでしかたありません。
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