2011/02/10(木)06:36
医療滞在ビザへの取り組み
日経新聞から転載
「医療滞在ビザ」第1号は中国人 大学病院で手術へ
2011/2/10 2:50
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政府が1月に創設した「医療滞在ビザ(査証)」の発給第1号が中国人男性になる見通しとなった。20代後半の男性患者が9日、中国・上海の日本総領事館に申請書類を提出したもので、都内の大学病院での整形外科手術を望んでいるという。日本側は審査で特段の問題が見つからなければ、14日にもビザを発給する方向で調整している。
医療ビザは日本の高度医療サービスを受けたい外国人に発給するもので、家族同伴で最大半年間の滞在を認める仕組み。これまでも短期滞在ビザで来日する外国人患者はいたが、滞在期間の短さなど使い勝手が悪く、年100人程度の利用にとどまっていた。
政府関係者によると、この患者は手続きが順調に終われば、21日にも来日する予定。病状などの詳細は判明していないが、仮に外科的な手術を受けることになれば、半年間の滞在でリハビリなどの治療も受けられる。
政府は年1000件程度の利用を見込む。英語、ロシア語、中国語で国内の病院を紹介するパンフレット3000部を海外で配る予定にしており、第1号患者受け入れを機に患者誘致を徹底する構え。症例数が増えれば、国内医療産業の成長底上げにもつながるとみている。
以上転載終わり。
医療滞在ビザへの取り組みを見極める時期。