DNA鑑定の精度とは
足利事件で受刑者が逮捕から17年ぶりに釈放された。1991年当時のDNA鑑定技術が極めて拙劣であったことが判明した。今日手元に1通のDNA鑑定結果が届いた。日本人の実子であると言う依頼者だが、過去4回在留資格認定交付申請しても全て不交付。不交付理由は様々だが、最大の理由は日本人の実子かどうかが疑わしいことだ。しかし、日本人である親は既に死亡していない。親の兄弟は7人だが6人が死亡、生存している叔父さんとのDNA鑑定を行い、その結果が届いたのだ。結果は母子遺伝子の可能性を否定しない、と表現は消極的だ。17年前に比べてDNA鑑定の精度は飛躍的に向上したと言う。この結果で入管はどう判断するだろうか?!