国際ジャーナルからの取材 学級崩壊危機
かつての学級崩壊は、未成年の喫煙や登校拒否、暴走といったとうに学校に対しての反発心を全面に出したものだったが、近年学級崩壊と叫ばれている背景には“いじめ”といった明らかになりにくいもので、教師や学校への反発ではなく、個人に対する反発が中心だ。多感期の頃には、友達のケンカやいい争いは当たり前にある。仲のよかった友達がなんとなくいやになったり、相手の悪い点ばかりが見えたりすることも多々ある。だれもがそういったことを経験して、大人になってゆくのだが、最近はどうやら、自分の思い通りでないと許せないといった感情を最後まで走らせてしまう傾向にあり、エスカレートしたそれらの感情が最悪の事態へと至らせてしまっている。まだ生まれて十数年の少年少女が被害者になり、加害者になる。一つではないであろう原因を一つ一つクリアしていかなければますます事態はエスカレートしていくだろう。いいもの時代へ機械よりも性格な形や機能を持ち合わせた職人技を何年も受け継いでいる会社や人がいれば、勧誘詐欺や悪徳商法など、悪知恵ばかりを働かせて楽に大金を得ようとしている人もいる。昔ながらの伝統工芸など職人の腕が必要とされる業界は、かつてほどの需要が無く、その世界で生き延びて行くには大変な苦労をされている。共に切磋琢磨してきた同業者は次々と世界から身を引いていく。しかし、需要の数に見合う数まで低迷した業界は今、苦しい時代を乗り越えて生き抜いた職人さんが大忙しだ。詐欺や悪徳商法がどんどん深刻化していることが大きく取り上げられる現代、実はこうした地道な努力が身を結んでいる現状が数多くある。そしてこれらは今後、どんどん増えていく。そうなったとき、詐欺や悪徳商法は生きられない世の中になるだろう。人はかしこい。本当にいいものとは何か、本当にいい道とは何か、をしっかりと考えられる。だから私は今か今かとそんな時代を待っている。報道ニッポン再発見opem-press.net | 現代画報 | 現代画報社現代画報を求めて現代画報 時計をあげる詐欺/現代画報社ニッポンの夜明け報道ニッポンを発行する報道通信社の雑感報道ニッポンを求めて現代画報 メタボリック・シンドローム脱出方法 現代画報社発行部数が3万部以上です。評判の雑誌による取材をうけませんか?