どらむすこの姿勢と呼吸法

2007/05/03(木)18:15

予防接種

健康(13)

 はしかの流行を懸念してマスメディアでも盛んに予防接種を呼びかけています。  しかし予防接種よりも大事なのは免疫力を高める事。自分自身の生命力を高める事です。  現代人は人間が本来持つ生命力の半分程度しか発揮できていないのではと思います。  そこに先ず手を入れる事が最優先です。  皮肉なもので、衛生環境、住環境が整い守られ過ぎる事によって  肉体も精神もひ弱に、過敏になってきているのです。  身の回りの品物は抗菌。マウスウォッシュで口内殺菌。  細菌がある事が即ち悪のように思われているようですが、  生命連鎖の基礎を形成しているのは細菌群なのです。  やたらと無菌状態にすることは逆に生命を危うくするのです。  菌は地球上あらゆる所にいて生命連鎖の基盤を作っています。  菌を敵とみなし戦おうとするのは西洋型発想です。  菌も生きようとしていますから戦えばより強く進化してしまいます。    抗生物質による耐性菌の問題は私たちが日々の暮らしの中で自分自身の生命力を上げ、  薬に頼らない価値観を身につけることでしか防げません。  娘が3才の時幼児用教材でお医者さんセットが来ました。  聴診器に注射器、塗り薬、飲み薬。  何かあれば病院へ行き薬で治そうという発想はこの段階で刷り込まれてしまいます。  もちろんこの時は楽しく遊びましたが  彼女が6歳になった頃この考え方が誤りである事を伝えました。    健康を自力で維持する事の大切さ。それには食餌をはじめとする生活習慣が重要である事。  姿勢と呼吸を基礎として食餌から生命力を取り込むことの必要性。  自分の命をつなぐ為にいただいた生命に対する感謝。  そこから加工食品、化学薬品に対する問題意識が生まれてきます。  私たち大人が先ず正しい生命感を身に付け、それを次世代にきっちり伝えていく事が  人類の明るい未来につながっていくと思います。

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