千枚田
学生時代、能登の自然に魅せられて何度も通った。20年以上前の写真です。古きよき日本がここにあるかもしれない。白米の千枚田は海に落ち込む斜面に作られた棚田で、二千枚以上の田圃で成り立っています。日本の農村の原風景といえるかもしれません。冬の棚田はきびしい自然のなかで必死にこらえて、春を待っています。能登半島地震からの復興を願う意味もある。この写真を見て能登に行ってみようという人がいてくれたらいいな、復興の役にたつかもしれないから。そんな思いで写真を載せる事にしました。 撮影 1985年 冬