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カテゴリ:メディアの話
TBSが、創立55周年記念と謳い、大々的に展開したキムタク主演ドラマ『華麗なる一族』が、とうとう最終回を終えました。
最終回の視聴率は30%を越えたそうで、キムタクの面目躍如、TBSの面目躍如だったことでしょう。 しっかし・・。 あれ、本当に面白かったですか?? 確かに、セットにお金を、掛けている。 出演者が、豪華俳優だ・・というのはある。 でも。 ・キムタクのアップばっかしで、まるで木村拓哉のプロモーションビデオみたいじゃなかったか。 ・大介は、いつも同じ表情で、むしろ滑稽じゃなかったか。 ・最後の血液型が分かるシーンなんて、あまりにお粗末だったじゃなかったか。 ・銭高さんが、ようやく、裁判で証言する、となった大事なシーンのはずが、その後の展開があまりに雑で・・私は腹が立った。 ・女性達は、オロオロするばかりじゃなかったか。 ・いっつも、みんな、棒立ちで、笑っちゃうくらい大仰な演技だったじゃなかったか。 ・いきなり突然登場する・・というシーンが多すぎなかったか。 ・要するに、「お金の掛かった昼メロ」レベルじゃなかったか。 少なくとも私は、がっかりでしたね。 今回TBSは、もの凄い番組宣伝を仕掛けていました。 考えつく限りの番組で、「華麗なる一族」の番宣を仕掛けていたし、他局の番組ですら、話題にしていた! 番宣に、すさまじいお金を掛けていたはずです。 それだけやれば、視聴者は「これは見なくちゃいけない」と思うようになりますわな。 面白いドラマだ・・と最初から信じて掛かりますわな。 そもそも、主役は、あのキムタクでもありますし。 テレビの世界でも、「あのドラマは面白くない」とは、いえない空気が出来ていたのではないだろうか? 「王様は裸だ!」と言う人はいなかった・・。 ある種の「乗せられちゃう」効果に、また、乗せられてしまった・・。 でも、私は、敢えていわせていただきますけれど。 この程度のドラマで、感動したり感心したりしているようじゃ、日本人の見る目も、大したこと、ありません。 今後、いいドラマを作ってもらうためにも、その辺はシビアな目を持っていきたいですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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