神谷ちづ子・ついつい・一言
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ものいわぬは はらふくるることなりて。 言いたいこと、いっちゃいましょ。
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明けまして、おめでとうございます! 本年も、どうぞよろしく。 さて。みてしまいました、今年も、紅白歌合戦。 しかも、一度も居眠りせず、ずっと見続けた・・というのは、 我ながら、りっぱでありました。 今回は、がらりと趣向を変え、出演者達の下手くそなコントなし、 無駄な応援合戦なし、赤が勝ちそうとか、白がんばれとか、 出演者の、妙に力の入ったコメントなし。 ひたすら、歌をじっくり聞かせる・・ということに絞ったようで、 とてもいい、ショーだったように思いましたね。 赤が勝とうが、白が勝とうが、視聴者にとっては、 どうでもいいことでありますし、 面白くもないコントや、顔だけ出演みたいな中途半端なゲストのコメント聞くより、 いい歌をじっくり聴きたい・・と大抵の人は思っている、ということを、 ようやくNHKサイドも、分かってきたのかもしれません。 最後に、東京タワーの照明をバンと消し、白一色を映し出して 白の勝利を伝えたのも、粋な演出でありました。 いくら受信料をそのために使ったのか・・知りませんけどね。 今年も白の優勢でありました。 思ったのですけれど、男性歌手の歌の方が 人生や生き方をじっくり歌い上げている曲が多いんじゃないですかね。 しみじみ、心に沁みる歌が多い。 今、日本は、恋だ、女の情念だ・・とそんなことよりも、 あるいは、面白おかしい、楽しい歌よりも、 どうやって生きていくか、辛い時、なにを支えにするか、 そういうことを求めているのじゃないですかね。 紅白の歌手にも、きらびやかな衣装とか、美しい姿とか、 そういうことも、もちろん期待はするわけですけれど、 でも、なによりも心に沁みるもの・・を人は求めようとしているのではないか。 NHKも、ようやくそのことを、肌で感じ出して、 遅まきながら、今回のような、企画に変えてきましたが、 時代は、かなり切実に、歌に救いを求めている・・のかもしれません。 それって、世の中が大人になってきた・・ということかもしれないし。 あるいは、我々の想像以上に、生きることが厳しくなっている、 ということなのかもしれません。 いずれにせよ、時代を映しながら、紅白は幕を下ろし、 2008年が始まりました。
今年がどんな年になるか・・神のみぞ知る、でありましょう。
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