「偽メール問題」で議員辞職した
永田寿康・元民主党衆院議員(39)が
3日、北九州市のマンションの10階から飛び降り、
死亡されたそうです。
少し前に、自殺未遂騒ぎもありましたし、
遺書が残されているようでもあり、自殺なのでありましょう。
東大工学部 → 大蔵省 → 議員秘書
→ 民主党の若手ホープ、
と絵に描いたような出世街道を歩いてきた方なんですね。
怪しげなメ-ルを手にした時、
その胡散臭さを感じ取る冷静さの前に、
軽薄な功名心の方が、先に立ってしまったのでありましょう。
それが結局、偽メールであったことがはっきりし、
彼は、日本中から叩かれ、議員辞職に追い込まれたのでした。
その後、今日まで、彼はどうやって生きていたのか?
これまでの人生とのあまりにものギャップに、
彼はどうしても、耐えられなかったのでありましょう。
それだけの経歴を持つ能力があるのなら、
やり直しはいくらでも、できたのでしょうに。
彼もあと15年ぐらい生きてみれば、
あるいは、もう少しいろんな挫折を経験していれば、
人生の面白さなんて、もっと別のところにある・・
ということが、分かるようになったのかも。
私なんざ、挫折ばっかの人生でありますが、
これって、神様の恩恵なのかも・・と
チラと思ったりしましたよ。
残念です。合掌。