神谷ちづ子・ついつい・一言
PR
Keyword Search
Profile
こちづ
ものいわぬは はらふくるることなりて。 言いたいこと、いっちゃいましょ。
Category
Archives
Comments
Favorite Blog
Freepage List
< 新しい記事
新着記事一覧(全3145件)
過去の記事 >
あるレセプションで、2人の若手アルジェリア女性と 話す機会がありました。 2人とも日本に研修か何かで行ったことがあって、 その時以来、すっかり日本贔屓になったそうで、 「日本はすばらしい」と競うように、 早口の仏語で話してくれました。 日本には仏語の標識がないので、 不自由だったでしょう、というと、 「いやいや、日本人はとても親切で、 なんの不自由もなかった」というのですね。 ですから私は「それは、あなた達が美人だったから」 と、まあ、お世辞、言ったわけです。 2人とも、スカーフをかぶった敬虔なイスラム教徒、 という風情でありましたが、一人は目のパッチリした、 確かに美人といえる、エキゾチックな顔立ち。 でも、もう一人は、なんというか、オバケのQ太郎を思い出す、 ポヨーンとした顔立ちで、前歯が抜けたままだったし、 着ている服も垢ぬけなくて、まあ、フツーは美人とは 言わないだろうなぁ・・という雰囲気の女性であったのです。 でも、私はそれだからこそ、でもあるのですが、 曖昧に、2人の中間ぐらいに目線を置いて、 「それは、あなた達が美人だったから」と言ったわけです。 お愛想ですからね。 そうしたら、2人そろって 「ふふふ」という感じで照れるんです。 「まあ、そりゃあ、そうだったのだろうけれど」ってな感じで。 ほう~、と思いましたね。 昔昔でありますが、渋谷の交差点で声をかけられたことがあります。 「オネーサン、モデルやってみませんか?」って。 よくある勧誘だろうと、 「私にモデルが向くわけないでしょ」と振り切ったんですが、 ふと、ほんの一瞬、一瞬だけでありましたが、 「あら、私って、やっぱりモデル向き?」と 思いたい自分がいたことは、確かだったんです。 それ、思い出しましたね、その時。 で、今日の真実。 「女は、『やっぱり私って、きれいなのかも』と、 どこかで思いたい生き物である」 どうでっしょ。 叱られるかなぁ。
女が「アレ?」と思った時は・・。 2010.12.06 コメント(4)
今の自分が一番若い! 2010.11.12
ネットのコメントから見えるもの。 2010.07.01
もっと見る