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神谷ちづ子・ついつい・一言

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2009.09.01
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カテゴリ:フランス話

 

訳もなく「建築物」好きです。

よって、パリでの休暇中、ぜひともコルビジェが建てた家を

見てみたいと思ってました。



16区にある、コルビジェの事務所は、修復中でありました。

彼が建てたアパートというのも、はるばる見に行ったんですが、

見学予約したグループしか見学できないとのことで、

大分古びた外観だけ、見てきました。



で、最後の候補で、Poissyにある「サヴォア邸」行きましたよ。

パリから電車に乗って1時間、さらに駅から徒歩では30分、

バスは1時間に1本しかない・・という不便な場所にあるんです。



それでも根性で行こうと決めていたんですが、

運よく、知り合いの方が、車で連れて行ってくださいました。ピンクハート

四つ葉

Poissyという、静かな町の緑に囲まれた一画にサヴォア邸はあります。

サヴォア家の週末の別荘だったところで、

戦時下はドイツ軍、連合軍に占領されて荒れ果てたものの、

1962年に国が購入し、歴史建造物として修復し、

大事に管理されています。



とうとう実物に触れたコルビジェの建築物。ちょきスマイル

戸棚の作りや、キッチンの作りにこそ時代を感じるものの、

なるほど、80年も前の建物とは思えない垢ぬけた建物でした。



溢れるリビングの心地よさ。(写真)

一日、ここに座っていてもいいなぁ・・と思うほど。

この間取りをそのまま現代に持ってきても、

十分お洒落で新しい・・と感心しましたね。


照明やドアの取っ手もお洒落だし。



広い庭でのんびりしながら、でも、

同行した建築会社のオジサマがケチつけてました。

「今の季節はいいけれど、冬は寒々として寂しいんじゃないか」

「地震がない国だからいいけれど、地震が起きたら、

この構造じゃ持たない」って。



まあ、そうなんでありましょうが、

80年も昔に、隅々まで計算尽くし、

無駄のない、垢ぬけた設計をした建築家がいた。

その家を身をもって体験できたというのは、

やはり至福でありました。



こんな不便な場所なのに、日本の若者が大勢、

見学に来ていました。

メジャー持参で、あちこち測って、スケッチもして。



きっと、建築を勉強している学生さん達なんでしょう。

「おうおう、君たち、しっかり学んで行けよぐー

心深く、思いましたよ。



こういう彼らが、チマチマした日本の家を、

今後大きく変えてくれることを・・望みたいですけどね。ウィンク



★写真は、そのリビング。

中庭に向けて全面ガラスなので、まあ、

光が入ること入ること。









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Last updated  2009.09.01 19:09:45
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