女同士で、もっと詳しく言えば40歳以降のオバサマ仲間で、
身近な「イケメン」に関する話をしておりまして、
あれあれ、イケメンと判断する座標軸が、
人によって違うもんだぁ・・と思い至ったのでありました。
だもんでその晩、静かに考えてみました。
イケメンの定義・・・。
イケメンって、ある雑誌編集者が思いついた言葉で、
イケテル「面」あるいは、「men」から来ているそうなんですが、
思うに、美男、ハンサムとイケメンはちょっと違う。
美男ないしハンサムは「イケメン」と言われるかもしれないけれど、
「イケメン」=必ずしもハンサム・・ではない。
ジャニーズの子たちなんか、誰彼なしに「イケメン」とチヤホヤされてますが、
必ずしも、みんなが美男ではないですし。
イケメンの範囲って、せいぜい「ちょっと、かっこいい」ぐらいではないか。
イケメン=イイオトコ・・とも限らない。
女が「いいオトコよねぇ」とため息付く相手って、
頼もしくって、男らしくて、知的で、渋くて、
すがりつきたい気持ちにさせる男・・なんだろうと思うんですが、
彼らは、たまたま、ハンサムかもしれないけれど、
別に、美系である必要はないんですよね。
むしろ「イイオトコ」に「イケメン」という軽い言葉は、
使ってはいけないような気持ちもある。
それと、美系であってもオジサマ達に
「イケメン」という言葉は合わないような気もします。
「イケメン」が、割と最近出来た言葉、ということもあるのでしょうが、
いい年して「イケメン」なんて言われているようじゃ、
しょうがないでしょ・・という暗黙の価値観もあるような気がする・・。
また、筋肉系の男にこれまた「イケメン」はなじみにくいのじゃないか。
「イケメン」というのは、華奢で、あごの細い、三角形の顔でないと・・
という気もします。
あごの張った四角い顔は「イケメン」と呼ぶにはちょっと違うような。
ともろもろ考察していきますと、イケメンとは、
・背がひょろっと高くて、ちょっと見栄えのいい華奢な顔で、かっこつけてて、
よって、なかなかお洒落でカッコもよく、自他共に、「かっこいい」と
認めている、若手の軽めの男・・・。
と言うことになるんですね。
すなわち、「イケメン」って、そう価値ある言葉でもない・・わけで。
「イケメン」でない男性たち、よかったね・・なんですが、
ま、どーでもいい話といえば、まさにその通りです。