社民党が政権離脱して、辻元清美女史が、
また、テレビに戻ってこられたようです。
なんだか、あらゆる報道番組に出ているような・・。
彼女も、テレビに出るのが大好きだし、
(生き生きしている・・)
局側としても、絵にはなるし、テレビ映りを心得ているし、
インパクトのある発言が出来る、
ということで、安心できる議員さんなんでしょう。
立ち位置としても、昨日まで政権の中に居て、
今は野党、でも、選挙協力はどうするの?
・・という面白いところにいるし。
それに、確かに若い頃から鍛えているだけあって、
昨年夏に議員さんになられた小沢ガールズと呼ばれる方々とは
比べようもなく、発言にはキレがある。
そりゃあ、出てきて当然なんでしょうが。
みていて面白いなぁ・・と思うのは、
彼女の、「話の取っちゃい方」ですかね。
他の人の話の途中で、つまり話が終わらないうちに、
割り込むんですね。
大抵の人は、相手の話が終わってから、意見を言おうとする。
もう少し遠慮深い人は、司会者に振られて、
ようやく発言しようとする。
でも、あの世界はそれじゃあ、ダメなんですね。
話が終わらないうちに、割り込まなくちゃいけない。
それも、「いや、それはそうではなくて・・」
と、話の流れで入ろう、なんて甘く構えていてはダメらしい。
相手の発言の言葉尻を捉えて、
その関連らしく見せながら、さっさと別の話に切り替える・・
でなくちゃ、いけない。
これは、そうとうあつかましいか、独断的か、
周囲の人を見下しているか・・でないと出来ない。
私も、「すぐ、人の話を取っちゃう」と非難されること多いんですが、
一応、相手の話は最後まで聞きますもんね。
その辺が、こういう世界で生き残る人と、
そうでない、庶民との違いなんだろうし、
今の時代の政治家は、そういうタイプでないと出世出来ないのだろうな
・・と噛みしめながら、テレビ観ています。
ただ・・ふと振り返ると、最近、同世代の集まりなんかで、
気が付くと「全員が自分の話だけしている」
ってことが多いんですよね。
久しぶりに仲間と話して楽しかったけれど、
あれ? もしかしたら、みんながみんな、自分のことだけ、
話していたかも・・とあとで思い出すこと、多いですもの。
ってことは・・人間、年取るごとに、
ジワジワとあつかましく独断的に
つまり、出世方政治家風に
なっていく、ってことなんでしょうかね。
まあ、そんな気が、しないでもないんですけれど。