神谷ちづ子・ついつい・一言

2012/07/27(金)12:41

ANAさん、じゃあ、ゴルフクラブ、どう運べばいいんですか?

 アスンシオンに戻って来てしまいましたよ。 ドア・ツー・ドアで40数時間。長い。遠い 今回は特に、アチコチでトラブル遭遇で・・疲れました。 しっかし、あれですね。私ANA贔屓なんですが、 機器や機内食等は向上しているのに、人的サービスが、 だんだん、ゾンザイになっているような気がする。 言葉や物腰は丁寧なんですけどねぇ・・。 実は今回、散々悩んで、最後の最後にゴルフクラブ1本、購入しちゃったんすよ。 バーゲンだったんで・・。 ただ、どうやってそれを、運ぶか、それが不安事項であったのです。 この間からANA便に乗る際、携行荷物は一人2個となっていて、 それはありがたいんですが、当然スーツケース2つに、ぎっしり 生活必需品を詰め込んだ後で、どうやって、その長い棒を運ぶか。まあ、でも、軽いものだし、その辺は融通してくれるだろう・・と甘~い期待を抱いて、チェックインカウンターに進んだんですけどね。 で、控え目に、伺ってみたんですよ。 「あの~、このクラブ、どうしたらいいですかね、機内には持ち込めないのでしょ」 すると「荷物は3個になるので、1個分の超過料金が加算されます」 とあっさり、いうのですよ。しっかし・・わずか数百グラムのものですよ。ポケットにいれてもいいぐらいの重さものですよ。 数十キロのスーツケースと同じ超過料金を徴収するつもりなのか 「本来なら、手荷物だっていいようなものでしょう、 そもそも、私の預けた2つのスーツケースと合わせたって、 既定の重量を超えていない、それって、あこぎなやり方じゃないですかね」 食い下がってみたのですが、受付のスタッフは、けんもほろろ。 「規則ですので・・」の一点張りなんです。 「ベギーバギーは、じゃあ、どうしているんですか」と聞くと、 「バギーは、特別扱いで、無料です」というんですね。 「ゴルフクラブをスーツケースに、ガムテープでくっつければ、 いいんじゃないですかね、1個になるし」とさらに言ってみたんですが、 「ふん」てな感じ。「このうるさいオバサン、どうにかしてよ」って 空気が周囲にフンプンとしている・・。 しっかしね、わずか数百グラムの物に、高額超過料金、 支払わされる身にもなって欲しいというもんですわ。 さんざん粘ってみたんですが、若い女性チーフも出てきて、規則ですので・・の一点張りなので、 じゃあ、分かりました、いくらになるんですか・・と諦めて聞くと、 ちょっと調べてみないと分からない・・というんですね~。 ANAでフランクフルトまで。そのあと、提携会社のTAMで、 サンパウロまで、さらにそこから、同じTMAアスンシオンまで・・の旅程なんですが、そもそも担当の女の子は、アスンシオンがどこにあるかも、分かっていない感じなんですね。 かくして、先方のHPで料金を調べていますから・・と何十分も待たされ、挙句、「じゃあ、ここに署名してください」って言うんですね、 ゴルフクラブに何かあっても、免責対象ですので、補償はしません・・ という文書にサインしろ、というんですよ。 わずか数百グラムのものを、機内に持ち込みもいかん、しっかり高額追加料金は請求する、でも、提携会社どうしで、いくらになるか、分からん、さらに、「何があっても責任は負いません」・・って。 あり得るんですかね、そういうこと。 「おかしいでしょ、こういうの」と粘ってやろうとも思ったんですが、 どんどん時間は経過して、このままだと、 免税品の化粧品買う時間すら無くなってしまうので、 しかたなく、サインして、追加料金15000円を支払って、 ようやく私は、解放されたわけですが・・ ああ、なんのための安売りクラブだったのか・・でありますよ。 これ、楽器はどうしているんでしょ 弓道とか、アイスホッケーとか、そういう道具はどうしているんでしょ。 受付の若いオネーチャンに言わせると、 「だからこその2個で、スーツケースを1個になさればいい」「ゴルフバッグを持っていかれる方は、スーツケース1個にされています」 だそうですが、それって、海外駐在員の生活と苦労を、 想像すらできない連中の、発想でありますよね~。 日本のために、地球のあっちこっちで、苦労してがんばっている日本人がいる。そういう人たちに、もう少し配慮してくれるのが、 日の丸立てた、航空会社のあるべき姿じゃないか・・ ってしみじみ思いましたけどね。 せちがらい世の中になったものですよ。

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