神谷ちづ子・ついつい・一言

2012/08/20(月)03:12

ゴルフ場にて、落雷から逃れる法

 これも異常気象なのでしょうか、落雷事故が頻発、 大阪の公園でも、死傷事故があったようですね。 事故現場の長居公園って、様々な施設も建つ町中の公園で、 鉄塔だの電信柱だの、もっと他に落ちるべき個所があったように思うのに、 さほど高くもない樹の陰に避難した女性が、被害にあっている。これって、怖いなぁ・・と思います。 栃木の山の方のゴルフ場で、雷に遭ったことがあります。 その日は、朝から雨模様で、まだそれならよかったんですが、 遠くで雷が鳴りだして・・。 雷と言うのは、遠くで鳴っているようでも、 すぐそばに落ちたりする、と聞いているので、もう気が気じゃない。 「嫌だなぁ」「どうしよう」と思うわけですが、カートの画面には、 「雷が近づいています、十分に注意してください」という 表示が、音と共にピカピカ点灯するものの、 すぐ引き返せ、とも言わないし、サイレンも鳴らない。どうやって、十分気をつけりゃあ、いいのさ・・でありますまいか。 ここのカートは遊園地の乗り物みたいに、決まった線上を動く式のもので、 前の組のカート抜いて、勝手に動かせない。 見れば前の組の若いカップルは、なにやらイチャイチャ、 楽しげにプレイしていて、途中リタイアする気なんか、なさそうだ。 といって遠くで雷は鳴り続け、雨脚は強くなり、 もう、ゴルフどころじゃないわけですよ。 クラブ振り上げた時に落雷したら、死んでも死にきれない・・ で、結局、事務所から迎えに来てもらって、リタイアしたんですが。 ゴルフ場側は、この程度の雷なら、まだ大丈夫と、 長年の経験で知っての上での、「注意だけ」だったのかも、 でありますが、幾多の落雷事故を検証するに、 やっぱり、当然に落雷・・なんてありますからね。 因みに、日本での落雷による死傷者のうち、 ゴルフ場で、というのは、約10%だそうで、 ゴルフ場の落雷事故を検証してみると、 どういう状況だったかが分かっているもののうち、 ・木の下に避難していて・・7件 ・グリーン上で・・・・・・3件 ・フェアウェイなどで(傘持ち)・・・3件 ・避難小屋に避難していて・・1件 でありました。通常言われる通り、 最も危険なのが「木の下に避難」で、 次に危ないのがどうも、傘を差していて、というの。 グリーン上というのも、結構、危険なんですね。 避難小屋にすら落ちているのだから、何をか言わん、ですが。 いざ、逃げ場がない時は、カートの中でじっとしている、 というのも、案外といい方法らしいですよ。 私のゴルフ仲間では「ゴルフやっていて、落雷で死んでも、 誰も同情してくれない」・・というのが合言葉なんですが、 悪いことは言わないから、雷が鳴ったら、潔く諦めて、さっさと切り上げる・・ことですかね。

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