これも異常気象なのでしょうか、落雷事故が頻発、
大阪の公園でも、死傷事故があったようですね。
事故現場の長居公園って、様々な施設も建つ町中の公園で、
鉄塔だの電信柱だの、
もっと他に落ちるべき個所があったように思うのに、
さほど高くもない樹の陰に避難した女性が、被害にあっている。
これって、怖いなぁ・・と思います。
栃木の山の方のゴルフ場で、雷に遭ったことがあります。
その日は、朝から雨模様で、まだそれならよかったんですが、
遠くで雷が鳴りだして・・。
雷と言うのは、遠くで鳴っているようでも、
すぐそばに落ちたりする、と聞いているので、もう気が気じゃない。
「嫌だなぁ」「どうしよう」と思うわけですが、カートの画面には、
「雷が近づいています、十分に注意してください」という
表示が、音と共にピカピカ点灯するものの、
すぐ引き返せ、とも言わないし、サイレンも鳴らない。
どうやって、十分気をつけりゃあ、いいのさ・・でありますまいか。
ここのカートは遊園地の乗り物みたいに、決まった線上を動く式のもので、
前の組のカート抜いて、勝手に動かせない。
見れば前の組の若いカップルは、なにやらイチャイチャ、
楽しげにプレイしていて、途中リタイアする気なんか、なさそうだ。
といって遠くで雷は鳴り続け、雨脚は強くなり、
もう、ゴルフどころじゃないわけですよ。
クラブ振り上げた時に落雷したら、死んでも死にきれない・・
で、結局、事務所から迎えに来てもらって、リタイアしたんですが。
ゴルフ場側は、この程度の雷なら、まだ大丈夫と、
長年の経験で知っての上での、「注意だけ」だったのかも、
でありますが、幾多の落雷事故を検証するに、
やっぱり、当然に落雷・・なんてありますからね。
因みに、日本での落雷による死傷者のうち、
ゴルフ場で、というのは、約10%だそうで、
ゴルフ場の落雷事故を検証してみると、
どういう状況だったかが分かっているもののうち、
・木の下に避難していて・・7件
・グリーン上で・・・・・・3件
・フェアウェイなどで(傘持ち)・・・3件
・避難小屋に避難していて・・1件
でありました。通常言われる通り、
最も危険なのが「木の下に避難」で、
次に危ないのがどうも、傘を差していて、というの。
グリーン上というのも、結構、危険なんですね。
避難小屋にすら落ちているのだから、何をか言わん、ですが。
いざ、逃げ場がない時は、カートの中でじっとしている、
というのも、案外といい方法らしいですよ。
私のゴルフ仲間では「ゴルフやっていて、落雷で死んでも、
誰も同情してくれない」・・というのが合言葉なんですが、
悪いことは言わないから、雷が鳴ったら、
潔く諦めて、さっさと切り上げる・・ことですかね。