神谷ちづ子・ついつい・一言

2012年大晦日の紅白、評判いいですね。

ネットのコメントなど見ても、「今年はよかった」

「やっぱり紅白はいい」みたいなのが目立って・・。

私もここアスンシオンの我が家で、大勢の仲間と共に、

飲んだり食べたりしゃべったりしながら、鑑賞しまして、

よって、ちゃんと見ていなかった部分も多々あるのですが、

美輪明宏の「ヨイトマケの唄」が始まったら、

一同シーンとなって、みんなで聞き入ってしまいましたっけ。

あれは、素晴らしかった。

「ヨイトマケの唄」は放送禁止歌になっていたそうですが、

誰が決めたのでしょ、つまらないことをしていたものです。

あと、矢沢栄吉、MISIA、いきものがかり、よかったですね。

こういう場は、本当の実力というのが、分かってしまいます。

しみじみと歌のうまい歌手さんは、まだまだたくさんいて、

次回からも、適宜、出ていただきたいものです。

文句を言うなら、嵐とディズニーキャラクターの歌、

いらないのじゃないかな。喜ぶ子ども達がいるのかも、ですが。

水森かおりが、小林幸子ばりの大げさドレスで登場しましたが、

あれも、無駄な演出だと思いましたね。

前々から思っていたのですが、ただ、どでかいだけで、

面白くもなんともない。そもそも不自然だし。

そうそう、集計の仕方が変わって（去年は覚えていないですが）

ネットの投票も加えて、一瞬のうちに結果が出てくるの、

あれ、Goodですね～。

玉入れの玉みたいの投げて、時間掛けて結果を出すの、

イライラしていましたもんね。

「どうたっていいのにぃ」・・って。

その分、じっくり歌に時間を掛け、じっくり聞かせてもらいたい。

昔は、日本野鳥の会のメンバーが大勢出場して、

会場の票を数えたりしましたが、あれ、

いつ頃から無くなったのでしょうね。

実はアスンシオンに、「日本野鳥の会のメンバーです」

という人が、最近、赴任してきまして。

こちらの方に「彼は、日本野鳥の会のメンバーで、

紅白にも出て、票を数えたこともあるんですって」

と紹介してあげると「ほう～」となって、

ひととき、その話題で盛り上がります。

あれ、結構インパクトのある演出だったのだなぁ・・

と改めて思いましたね。

今回の紅白が評判よくって、NHKも、行くべき方向が、

見えて来たのじゃないですかね。

今年の終わりは、さらに味のある紅白を

どこで見ることになるか・・人生、分かりませんが。