27日のCNNのニュースを見て、びっくりしてしまった。
南米アルゼンチン東部ロサリオ近郊を流れるパラナ川の川岸で
25日、遊泳中の人たちが肉食魚の大群に襲われて
70人あまりが負傷した・・というニュース。
7歳の子供も、指を食いちぎられたと伝えています。
パラナ川は、アルゼンチンとパラグアイの国境を流れる川で、
海のないパラグアイの人々も、水遊びと言えば、川遊び。
泳ぎに行ったり釣りに行ったり、
パラグアイの人々ととパラナ川の付き合いは深いんです。
「こんなこと、あるんですかね」と
このニュースのことで日系の人達に聞きましたら、
ああ、あるよ、といともあっさり。
でも今回の70人を襲った魚は、
ピラニアに似ているけれどピラニアではなく、
集団でいきなり現われて、人が襲われることが多いのだそうで。
その方のお嬢さんも、昔、魚に小指の先を食われて、
手術で別の部分から皮膚を移植したのだそうです。
すごいね・・うっかり、川で遊べないね、と弱虫の私は思うわけですが、
彼ら曰く、「ピラニアではないから、この程度の被害だったわけで、
ピラニアだと、もっと獰猛なんだ」と。
ピラニアは今回の魚より、もっと小さい魚なんですが、
歯が鋭く、血の臭いがすると集団で襲って来て、
小指ぐらいでは、すまないそうです。
昔は、川を渡るのに、牛を一頭犠牲にして、
ピラニアが牛を襲っている間に人間が川を渡る・・
ということも、あったんですって。
恐ろしや~。
話には聞いていたけれど、ピラニアって、怖いんすね。
記事によると「サンタフェ州の当局者は、
突発的な事態であり、パラナ川の規模を考えれば
それほどの重大事ではないとしている。」だそうですが・・
そんなのんきに構えていいんかいな。
ところで、ピラニアは食べると身が締まっていて、
結構美味しいんだそうですよ。
精力剤になるって話ですが・・どうだか。