アスンシオンに、「イスの美術館」が出来た・・という記事を以前読んで、
ようやく、今回、訪問してみました。
なにしろそういう美術館は、ここではとても珍しいので。
MUSAというらしい。
Museo de Sillas Asuncionの頭文字を取ったんでしょうね。
建て物は、モダンなビルです。なにしろ出来て1年の美術館です。
美術館と家具販売が、一緒になっているので、
どこから美術館で、どこから売り場かよく分かりません。
我々しか見学者がいなかったようで、案内してくれたのですが、
クーラーは消したままで、スィッチ入れる様子もない。
よって・・暑いのなんの。
ちゃんとしたガイドは午前中しかいないそうで、
案内してくれた女の子は、ただ、そばにいるだけ・・でありました。
途中、オーナーというオジサンが出て来て、挨拶してくれましたが、
いかにも「胡散臭いお金持ち」風で、どういう方なんでしょ。
ここにあるのは個人のコレクションだけでなく、
さまざまな所から集まったものだそうですが・・。
まあでも、パラグアイのインディオのイスから超モダンなイス、
有名なあのイス、このイス、
美しいイス、使い古しのイス・・と
想像以上にたくさんのイスが展示されていて、
なかなかに面白く、見ごたえもあります。
しかし、パラグアイの人達には、興味持たれそうもないな・・
という印象で、見学者も、なんだかほとんどいなさそうです。
今後の維持はどうするんでしょ・・という印象。
入場料はと聞きましたら、いえいえ、これはボランティアですから要りません、
でも、維持や掃除係のための寄付をいただければ・・
ということで、一人につき10000Gs(約200円)、お支払いいたしました。
ちゃんとレシートも出来ていて・・なんだ、やっぱり入場料じゃん・・
と不可解ではありましたけれど。
しかし、もし、10000Gsの入場料を取るとしたら、
こちらの人は、見学に来ないだろうな、と思いましたね。
今後、どうやって運営していくのか
・・難しそう。
こういう美術館は、ここパラグアイにはほとんどないので、
なんとかうまく、続けて欲しいものではあります。
Museo de sillas
住所:Artigas 4289, c/Pabla Carrillo
Horario:月~金 8:00~12:00, 15:00~19:00
土 8:00~12:00