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ユーキャンが毎年発表する『新語・流行語大賞』で、 今年、トップ10に「保育園落ちた、日本死ね」が選ばれたことに対し、 ネット上で批判が盛り上がり、ユーキャンのHPには、 「ユーキャンこそ死ね」などの書き込みも殺到したようです。 この現象について、今朝のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」が取り上げ、 審査委員だったやくみつる氏が「流行語を選ぶにあたって、 過激だとか穏当だとか、選ぶ時に何の尺度にもならない。 むしろ、こういう言葉は流行語大賞でなければ拾い得ない」と答えたとか。 確かにこの言葉によって、一時、待機児童問題が大きくクローズアップされたわけで、 「流行」した言葉ではないけれど、「話題になった」点では、 やく氏の指摘通りだと思います。 ただ、ネットでこのフレーズが選ばれたことに嫌悪感が沸き起こったのは、 表向きに言われている「汚い言葉を選ぶなんて」「日本死ねなんて、喜んで選ぶのはおかしい」 と言う理由の奥に、本音としてのもっと別の、人々の違和感があったからだと思うんですね。 このフレーズを国会で取り上げた、民進党の山尾志桜里議員が、 受賞者として嬉々として画面に映ったことも反感を倍増させた。 もし、素直に「保育園落ちた死ね」を表彰するなら、 最初ブログに書いた、その一母親が壇上に登るべきで、 まあ、ユーキャン的には「一ブログの母の声を社会問題として取り上げた」 そこが功績だと、理由付けをするのでしょうが、 反感を感じた人々は、そういうったことすべてをひっくるめて、 「流行語大賞」を利用した政治的作為を感じてしまった・・。 そういう反感だったのでは、ないでしょうかね。 まあでも、この「流行語大賞」は、マスコミが毎年大騒ぎするから、 なんだか日本の年末、一大行事のような空気になっていますが、 そもそもはユーキャンという一民間会社が、 会社の収益アップのために行っているもので、 どの言葉を選ぼうと、ユーキャンの勝手で、 政治的意図があろうと、個人的嗜好が大きかろうと、 傍があれこれ文句いえる領域ではなく、 「勝手にどうぞ」の類なんですよね。 私たちは、気に入らなくても、むきになってはいけないわけで。 まあそれでも、せっかくこれだけ注目されるイベントとなっているのですから、 ユーキャン側も、人々に愛され末永く「流行語大賞」のイベントを続けるためにも、 今回の人々の違和感・反感を、丁寧にくみ取って、 今流行りの「情報開示」ではないけれど、世間の風を的確にキャッチした、 もう少し、オープンな選考にするといいかも、でありますね。 まあ、それも大きなお世話でありますが・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.12.05 10:56:31
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