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オリンピックのゴルフ会場問題がくすぶっています。 開催予定の霞が関CCは、女性の正会員を認めていないそうで、 女性は日曜にはプレイできないゴルフ場なのだそうです。 そういう男女差別をする所では、オリンピックの精神に反すると、 丸川大臣も「男性の正会員と同じ扱いを女性の会員も受けられるよう、 ぜひご検討いただきたい」と述べ、早期改善を求めたそうですが。 プライベートのゴルフ場だから、会員の意志で規約を決めることに 我々外部が文句を言う立場にはないわけですが、 世の中、今でも案外、そういうクラブはあって、女の立場から見ると、 「何やっているんだか」って感じです。 ゴルフはかつて貴族の遊びで、男の社交場だったから、その伝統で・・ という言い訳がまかり通っているわけですが、 あんたら、貴族でも何でもないしぃ・・と笑っちゃいます。 どうも本音は、「女は下手くそで、プレイが遅いから迷惑だ。 それにロビーなんかでオバサンにウロウロされたくない」 という男の本音があるようなんですね。 昔、ゴルフの小話に、「女性のゴルフファーは3種類ある。 遅い、とても遅い、もの凄く遅い、の3つだ」というのがありました。 確かに、男性よりは飛ばないから、グリーンにたどり着くまでに 何回も叩くことになるわけですが、実際、プレイしてみれば、 男は男で、林にボール飛ばして、往生際悪くいつまでも探していたり、 OB何回も打って、無駄な時間を使ったり、 グリーン上でネチネチ状態を観察し、周囲がうんざりするくらい 時間を掛けてパットして、それで失敗したり・・と彼らだって、 決して、「迅速なプレイ」をしているわけじゃあ、ないんですよね。 私が知る限り、女性ゴルファー、ピシピシと速いですよ。 遅れたら、走りますしね。 長年、女だということで冷たくされてきましたから、 「迷惑を掛けない」ってこと、ものすごく気にしています。 なのに、「女は遅い」という定説がまかり通っていて、 女性に門戸を開けないゴルフ場が、いまだにある。 (女と、プレイしたがらない男も、多いんですが) これからのゴルフ場は、女性を大事にしないと、 経営していけなくなるでしょうにねぇ。 それにしても、いっくらでもゴルフ場がある中で、どうして、 女性排除をしているゴルフ場を、選んだのでしょうね 選考委員のオジサマ達が「霞が関なら、コースがいいから世界に胸を張って紹介できる」 「僕、会員だから、口ききましょうか」 「この機会にコネ作ったら、僕たち、優先的にプレイさせてもらえるかも」 的な男の会話のノリで、決めたのでありましょう。 女性が差別されていることなど、 全く思い出しもしなかったに違いない。 ほんと、深慮に欠けている。 それはともかく。 この件、どう決着をつけるのでしょうね。 霞が関CCとしては、「お願いします、と頼まれたから、 提供することにしただけで、倶楽部のポリシー変えてまで、 オリンピック会場になりたいわけでもなし」 と考えているのではないですかね それだけの気概があれば、それはそれで、アッパレでありますが。 はて、どうなりますか。
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Last updated
2017.02.03 11:49:52
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