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友達と山形を旅行してきました。 桜満開に間に合い、東北の方々の温かい人情に触れ、 日本の穏やかな風景を楽しみ、日本っていいなぁ、と 日常生活に戻ったら、復興大臣が更迭され、マスコミは大騒ぎ、 一方都庁では百条委員会が無理やり「偽証罪」を浜渦氏にかぶせようとし、 豊洲問題は、ますます、混沌とし・・ 相も変わらぬ「なにやっているんだか、日本」状態というのか。 ところで今回は、名旅館といわれる、かみのやま温泉「名月荘」に泊まってきました。 昔から、一度行ってみたいと思っていたのですが、そうお安い宿でもなく、 よって機会もなく今日に至る・・だったのですが、思い切って。 かみのやま温泉は、多くの温泉地がそうであるように、 田舎の、生活臭くて「何にもない」感の強い町なんですね。 でも、一歩、宿に入ると世界は一変するんです。 センスのいい、穏やかで上品な空気に満ちている。 キンキラ豪華、というのでなく、上質な調度品が配置され、 掃除もサービスもさりげなく行き届いている。 なんか、居心地がいいよね、ずっといたいよね、と感じる空間。 宿泊客が寛げるラウンジがいくつもあり、 その人その人で、ゆったりできて、他の宿泊客の存在が気にならない。 コーヒーやお菓子が、自由にいただけて、 ライブラリーでは、好きなように本棚の本を読めて、 温泉もタオルは使い放題、手ぶらで何度も入りに行ける。 食事は部屋のリビングでいただけるんです。 で、料理がひとつひとつ丁寧で、地元の食材を活かしながらお味も良く、 お皿や器も、おそらく特注で作っていて、実にいい感じなんですね。 絢爛豪華なご馳走、という感じではないけれど、 体にいいものをいただいている、と実感できる。 そしてやり手中居さん、と言う感じでなく、 コンビニやマクドのマニュアル通りの店員さん、って感じでもなく、 程々に控えめで、でも気配りのあるスタッフがいちいち料理を運んでくれる。 私ら一行は、口うるさいオバサマばかりだったのですが、 全員が大満足でありました。 名旅館と言うのは、こういうことなのか・・と。つまり、 ・料理がおいしく、一品一品食材を選び、丁寧に作られている。 ・掃除が行き届き、清潔感に満ちている。 ・スタッフの対応が程よい。 ・居心地がよく、他人を気にせずくつろげる。 ・・って当たり前のことなんでしょうが。 仲間のオバサマ方が最大に喜んだのは、貸し切り風呂にも、大浴場にも 部屋の半露天風呂にも清潔なタオルが置いてあって、部屋からいちいち バスタオルをお風呂まで持って行く必要がないことでした。 それと、自由にコーヒーや野菜ジュースや最中や玉こんにゃくが いただけたこと。 小さなことなんですが、そんなちょっとしたサービスが 客の感動に繋がるんですね。 それって、様々な分野で参考になることのように思いましたネ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.04.27 14:53:37
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