|
カテゴリ:メディアの話
今朝のBSニュースで、トランプ大統領が、ロシアのラブロフ外相と、 駐米大使と会った際、同盟国から得た機密情報を漏らしてしまった・・と報道していました。 トランプ氏の足を、何が何でも引っ張りたいアメリカのメディアのこと、 狂喜乱舞し、この件、大騒動になるのかもしれません。 詳しい話では、トランプ氏は、ホワイトハウスで、ロシアの外相と駐米大使と会談し、 その際、ISがパソコンなどの電子機器に爆弾を仕込んで航空機に持ち込む手法の詳細や、 IS支配地域にあって、同盟国が脅威とみている都市の名前をラブロフ氏らに伝えたのだそうで。 同盟国から得た機密情報は、相手国の同意なしに伝えてはいけないことになっているそうで、 米政府高官は「ロシアが情報源や技術を特定する可能性がある」とし、 今後の諜報活動の支障になると懸念している・・のだとか。 そんな大事な情報であるならば、アメリカ大統領がロシアの高官と公式に会う際に、 大勢の取り巻きがいる中、わざわざ自慢話みたいに漏らすかとも思うし、 報道によるとこれ、「複数の政府高官の話」だそうですが、 大統領が機密情報漏らした、と政府高官がメディアに広く伝えちゃうって・・ そっちの方が、危機管理としても、まずいんじゃないの・・と思った次第で。 ま、トランプ氏の身近にも、敵がいっぱい、ということなのでしょう。 おそらく。なんですが、 トランプ氏としては、この程度は大した機密でもなんでもない、 と判断し、「こういうことも把握してますよ」的アピールで話したのでしょうし、 ほんの些細なことでも、足を引っ張れると思えば、なんでも大げさに騒ぐメディアが、 今回も、チャンス到来とばかり食いついた・・というのが、現実なのではないか。 日本の森友学園騒動みたいなもので。 今回、その「同盟国」がどこなんだかも気になりますが、 それにしても、日本のニュースでも度々出て来る「政府高官の話」って。 どこまでを「高官」といい、どの程度の信ぴょう性に基づきニュースにするのか 別の言い方だと「信頼できる情報筋」だし、 芸能人スキャンダルだと「親しい友人の話」となりますが、 毎度、興味深いところです。 昔、いじめに逢ったことがありまして、その時、あることないこと、 「みんな、そういってます」と言われてていることを知りました。 「みんなって、誰よ 何人よ」・・と言葉の悪意と危うさを考えましたっけ。 世の中って、ちょっとした悪意と言葉の使い方で、 とんでもない方向にことが動いてしまうこと、多いですからね。 さて。この件どうなるのか 個人的には「ISが、こうやって飛行機爆破を計画する」って話だったら、 むしろ、広く共有するべきだと思いますけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.16 10:31:23
コメント(0) | コメントを書く
[メディアの話] カテゴリの最新記事
|