|
カテゴリ:メディアの話
稲田防衛大臣が、叩かれまくっています。 数日前の「ひるおび!」では、都議選の結果に関し、何を聞かれても 「厳粛に受け止めています」と同じ言葉しか発しない、と笑いものにしていましたっけ。 それしか言いようがないのだから、しょうがないと思いましたけど。 立場が逆なら、じゃあ、あんたらなんと答えます・・って感じ。 で、今回の九州北部の豪雨。地震は襲うし、 今度は豪雨で九州の皆さんは本当に大変だろうと、心が痛いですが、 その救助活動の最中、稲田防衛相が「政務」を理由に約1時間、 防衛省を不在にし、政務官が登庁するまで40分、政務三役がいない状態だった・・と また非難されています。 大臣、副大臣、二人の政務官の4人のうち誰かがいればいいらしいのに、 非難されるのは、稲田大臣だけ、というのも、なんだか公平じゃない。 ミサイルが日本に飛んできている最中、というなら、 まだ、防衛大臣の不在を非難するのも分かりますが、 こういう天災の時は、災害対策本部が対応するはずで、自衛隊は「応援」の立場でしょう。 防衛省に大臣が、24時間、じっと詰めているべき・・事態とは少し違うのではないか。 しかも、この、電子機器の時代に。 大阪の橋下市長が滅多に登庁しない、と非難された時に、 「メールで指示している」と開き直っていましたが、 それは認め、今回、稲田氏を責めるのは、これまた別の面での公平さに欠けるのではないか。 稲田氏が、防衛大臣として優秀かどうか、はとりあえず棚にあげます。 私も、防衛大臣としての適性なら、もっと他にいるよね・・と思っていましたし。 自衛隊の式典に、その辺のオバサンみたいな服と帽子で参加しているのを 見た時には、絶句もしましたし・・。 でも、それとは別に、この「災害の最中に席を外した」ことで 稲田氏だけを非難するのは、ちょっと違っているよな・・ということなんですよね。 ネットのこの記事に関するコメントも、「稲田批判」一辺倒で、 もう、顔も見たくない、とか、さっさと辞任しろ、とか、ボロクソ。 いじめと一緒で、「この人をいじめてもいい」という空気ができると、 世の中って、一斉にあることないことで叩くものですが、 今、稲田さんが、そのターゲットになっている印象です。 少し前まで、「政界のファッションリーダー」だの「次期首相候補」だの、 散々、もちあげていたのにねぇ。 世の中って恐ろしい。 少し風向きが変ると、途端に、手のひら返す。 ただね、報道は「公平」にしてもらいたいです。 「非難するがために」で記事を作らないで欲しい。 そして、私ら国民は、その辺の報道の意図を、もう少し丁寧に 見抜いていきたいものだと、思いますね。 乗せられちゃあ、いけませんです。 マスコミはそうやって、国民を誘導しようと、 その気、満々なのですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[メディアの話] カテゴリの最新記事
|