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神谷ちづ子・ついつい・一言

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2018.01.12
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「ハレノヒ」という名の着物販売レンタル会社が、成人式の当日に閉鎖し、
振袖を着ようと楽しみにしていた多くの新成人が、着られなくなってしまった事件。
ひどいことをするものだと思います。子供達の期待をこんな風に裏切って。
 同じ倒産するにも、方法はあったでしょうに。
よくもまあ「晴れの日」だなんて名乗っていたものです。
 
被害に遭った方達は本当に気の毒で、せめて払い込んだお金を
取り返せるといいな、と心から思いますが、
 「人生、たった一度の成人式なのに」というやたら大げさな報道には、
少し、違うんじゃないか、と違和感を覚えます。
さらにびっくりは、横浜市が、被害を受けた新成人を対象にした
 式典の開催を検討しているらしいこと。
 
横浜市では、新成人24000人が参加した成人式に、
ハレノヒに着付けを頼んでいた人が少なくとも200人以上いて、
そのうち100人以上が振り袖を着られず、式への参加をあきらめた人も多かったそうで・・。
 
他にも、振袖が届かなくて、成人式に出られなかった子達のために、
式典をやってあげよう、という
 動きがあるそうですが、そこは、ちょっと違うのではないか?
 四つ葉
成人式というのは、振袖を着て出席するものではない。
 何を着て行ったっていいわけで、被害に遭った子達は、もちろん可哀そうだけれど、
 持ち合わせの洋服で、いくらでも参加できたはず。
 振袖だけに振り回されるのは、おかしくないですかね。



 
 もうずっと昔、私は成人式に、普通の(多分、おさがりの)ワンピースで参加しました。
 当時、私は片道2時間かけて、千葉県の実家から東京の大学に通っていて、
 しかも理学部の学生でしたから、日々の授業と実験が忙しくって、
 成人式前日も夜遅くまで実験をやって、くたくたになって家に戻り、
 成人式には、やっとのことで起きて、化粧もせず、
あり合わせのワンピース着ての参加でした。
 
確か、地元の中学校の体育館だった会場に着くと、会場は、振袖で着飾った子達で溢れ、
 小学校で一緒だった文ちゃんが、完璧に着付けて貰った振袖姿で(髪もきれいに飾って)、
 新成人の代表で舞台に出て、町長から何か受け取ったのを、ぼーっと眺めていたものでした。
 
ああ、成人式って、みんなこんなにも着飾るのね、という敗北感。
 当時の写真を見ると、私は隅の方で寝ぼけた冴えない顔をして、写っています。
 どう考えても、振袖姿の彼女たちに、完全に負けていましたしね。
 
でも、その時ですら「だって、前の日まで忙しいんだもの、着物を着るなんて無理」
という気持ちが強く、
負けてはいたけれど、哀しかったとか、悔しかったとか、
そんな気持ちではなかったですね。
振袖を着ない、と(持っていましたが)決めたのは自分だし。

 むしろ、勉強に打ち込んでいた(当時の理学部は厳しかったですから)我が身を、
 今でも誇りに思います。まあ、当日の主役でも、華でもなく、
 垢抜けない子が、ますます冴えなかった思い出の日・・ではありましたが。泣き笑い
 
でも、今となっては、それはそれでひとつの思い出ですしね。
今回、「ハレノヒ」に引っかかって振袖を着られなかった子達も、
 忘れがたい強烈な思い出となるのではないか?
 「あの時、自分は被害に遭って、大変だったのよ~」と生涯ネタにもできますし。ウィンク
 
振袖を着る機会はこれからもあるし、なくったって、人生にそう大きな影響はないし、
 成人式なんて、所詮、小さなイベントで、大事なのはこれからどう生きるかだ・・
 というような割り切り方をして、育って行って欲しいです。
 
大人たちも「もう一度振袖を着て式典を」なんてことを考えるのではなく、
 人生はこれからで、振袖なんて、所詮、ただの着るもので、
 むしろ、若い彼女たちには、きらびやかな振袖よりも清楚なワンピースの方が
 よほど、素敵に見えるよ・・と伝えてあげる方が、いいのではないか。

この騒動の中で、そんなことを考えています。
もちろん、払い込んだお金は、泣き寝入りせず、
しっかり取り戻してやれぐー・・とは、思いますけどね。ウィンクウィンク







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Last updated  2018.01.12 10:29:55
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