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銀座にある区立泰明小学校が、「標準服」なんと、 「アルマーニ」に変更する、一式そろえると、8万とか9万円にもなって、 公立小学校でこれって、いかがなものか・・と批判が殺到しているようです。 独断で決めたと言われる校長先生は、ネットでも ボロクソ批判され、今朝のワイドショーでも、 この件、全ての局で取り上げていて、 コメンテイター達が例によって「公立なのに・・」と 眉をひそめてコメントしていました。 確かに子供の制服に9万円は、我が子のことであれば「う~ん」 と唸ると思うけれど、国挙げて大騒ぎすることではない。 なにやら国会でも取り上げたもようで、麻生副総理が困ったように、 「(質問者)あんたのスーツがいくらするか、分からんが、 まあ、払えない人もいる、ということを考えると、安くはない」 と答えていましたね。 一着50万だか60万だかの誂えスーツをご愛用の麻生氏にすれば、 9万円? そんなことで、いちいち大騒ぎするな、ってことなんでしょうし、 しかし、それを口にすると、また、いろいろ言われるので、 あんな回答に収めたんでしょうねぇ・・って印象でした。 今や、トイレのマットや、お葬式でいただくお返しの安ハンカチですら、 ブルガリだの、セリーヌだとブランドが付いている時代ですから、 アルマーニ、それがどうした・・って気がしないでもないですが。 マスコミと世間、騒ぎすぎ。 おそらく、ですが、この校長先生は、泰明小学校の名門校化、ブランド化を 図りたいと、考えているのではないか。 千代田区に番町小学校という公立小学校があって、そこは昔から 進学率がよく、いい教育を受けられると、名門とされ、 お金持ちがわざわざ、学区内にマンションを借りたりして、 入学を画策していたものです。 今もそうなんだろうと思いますが。 泰明小学校が特認校という、学区外からも入学できる区立なものだから、 今現在も、お金に余裕があって、子供の教育に熱心で、いい学校に進学させたい 家庭が入学させたい、と押し寄せている現状があるのですよ。 で、ぶっちゃけた話「教育熱心で経済的に豊かな家庭の子をより多く集めて、 名門小学校といわれるようにしたい」 そのためには、標準服も、野暮ったい従来の物から、 「ああ、あそこの小学校の子ね」と分かるようなアピール性の高いものが より効果的だと考えた・・。 銀座という場所もあって、それはかなり可能なわけですし。 どこかの番組で、今現在の標準服と、新たなアルマーニの服を比べていましたが、 確かに、アルマーニの方がお洒落で、品質も良さそう。 今や、7万円も10万円もするランドセルがバンバン売れる時代に、 標準服一式9万円、ま、いいんじゃない・・という家庭も多いんですよ、きっと。 ですから寄ってたかって、けしからん と 騒ぐことではないような気がするんですが・・。 もっとも「買えない家庭の子はどうする」の大義名分の前には、 何も反論できない、世間のハードルがある。 このままだと、アルマーニの標準服は、取りやめる方向に 動くことも十分あるように思いますが、現状も知らない無関係の他人の あれこれいう無責任な批判に、動かされてしまうとしたら・・ なんか、それも違うのではないか。 放っておけよ・・が、この場合の最も賢明な態度ではないか・・ というのが、今回の結論ですね。 そもそも、マスコミが首を突っ込み過ぎて、いい結果になったことって、 はあったっけ? って気がしますし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.02.09 11:42:46
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