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客席100平方メートル以下なら、時限的に喫煙を認める・・とするらしい。 で、東京五輪前の20年4月1日に施行して5年後に見直すのだそうで・・。 よく分かんないですよね、これ。 資本金5000万円以下で客席100平米以下の飲食店って、 ほとんどの飲食店がこれに入るのではないか 記事によると、該当する店舗は5割超、とありましたが、 いやいや、もっと多いと思う。100平米って、結構大きいですよ。 かつ、オリンピックが終わって5年後に見直すって・・ オリンピック向けに海外に見栄張って、 受動喫煙防止やってますよアピールしようという改正案のはずだから、 つまりオリンピックさえ終わっちゃえば、また元に戻しましょ、ってことなのかしらん 要するに、確かなことは、 この改正案は、完全に意味のない骨抜き案、ということですよ。 わざわざ手間暇かけて、何やっているんでしょ。 かつて喫煙経験もあるので、喫煙者のたばこを手放せない気持ちと言うか、 すでに体質化してしまっている習性、というのは分かるつもりです。 でも、煙草を止めて四半世紀、煙草の煙が本当に嫌な人のこともとてもよく分かります。 特に、気管支が弱い子供がいる場合なんか、煙草の臭いが漂って来るだけで、 もう、ハラハラしてしまう。 「喘息が悪化したらどうするのよ、癌になったらどうするのよ」って感じ。 料理だって、まずくなりますしね。 昨年末、家族で「何年もフグを食べていないから、この際思い切って フグ食べに行こう」と一大奮発して、新宿のフグ料理チェーンへ行ったのです。 一大決意の割には、安いフグなんですが、それでも我が家にとっては、悲壮な決意の上で。 安フグ屋さんなんで(しつこい)ごちゃごちゃした店内で、 で、すぐ後ろのグループのオバサンがぷかぷかタバコ吸いながら 鍋をつついている。その臭いが、もろにこちらに来るんですね。 その時、我が家は全員、風邪気味で、 気管支の弱い四歳児もいて、余計気になって、 で、お店の人に「煙草の煙、煙いんですけど」とクレーム入れたんです。 何年ぶりかのフグですしね。 でも「すみません、この店は禁煙になっていませんので」と断られてしまいました。 店としては「喫煙家のオバチャンの方が上客だし(そんな感じだった)、気に入らないなら、 もっと上等で個室をとれる他の店に行ったら・」ってことなんでしょう・・貧乏人の悲しさ。 そういうこともあるし、当然、 親しい友人が喫煙者の場合は、もっと「止めて」と言えない。 なんとも、モヤモヤとした思いで同席するわけです。 そういうモヤモヤをそのまま反映してみました~・・というのが、 今回の改正案と言えるのではないですかね。全くなんらの進歩もない。 愛煙家の煙草を手放せない気持ちも分かるし、煙草は違法でない以上、 吸ってはいけない、と法律で決めにくいことも分かります。 ただ、煙草の煙が苦痛な人が多いことも明らかな事実で、 そして、他人に苦痛を強いる権利は誰にもないように、 (私が喫煙をやめたのも、人に不愉快な思いをさせる権利はない、 というのが第一の理由でした) もう、ショットバー以外は、「煙草は店の外で吸いましょう」 ぐらいの動きに変えていく必要があるような気がしますね。 法律が無理なら、せめてマナーとか社会常識として。 居酒屋で、周囲の客の思惑無視して、 タバコ吸いながらお刺身食べているオジサンよりも、 寒空、外に出て、「しゃあないなぁ」と悲哀の交じった顔で、 しんみり煙を吐くオジサンの方が、かっこいいし素敵だし。 いずれにせよ。こんなしょうもない改正案を、堂々とだしてくるようでは、 日本の政治は、まだまだですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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