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無能だ、ノータリンだ、何も分かっていない、とアメリカのマスコミも 日本のマスコミも、ボロクソけなしているトランプ政権でありますが、 北朝鮮に拘束されていた3人のアメリカ人はとうとう解放され、 大統領は、6月12日にシンガポールで金正恩党委員長と初首脳会談をすることを発表し、 「大成功を収めるだろう」と述べたじゃないですか。 政治と言うのは結果を出すことであり、会談の結果がどうなるかはこれからではあるものの、 会談なんてあらかじめ、路線が引かれて行うものですから、 概ね、トランプ大統領の「功績」になる形で進んでいくことになっているのではないですかね。 やはりこれは、大きな成果です。 で・・3人が解放された今こそ、日本の拉致問題解決のチャンスであるし、 拉致被害者解放に向け、国会で十分議論し、国挙げての世論を盛り上げ 北朝鮮へアピールすべき時でありましょうに、なんとも、世の中は、 相変わらず加計学園関連で柳瀬元秘書官が、誰に会って、何を語ったかの、 小さな小さな検証に躍起になっている・・。 そんなことに時間を使っている間に、チャンスの女神は走り去ってしまうし、 国際政治はどんどん前に進んでしまいますぜ・・ と、マスコミの連中も、国会議員さん達も思い付かないのだろうか 拉致被害者の方々の解放のために、私達日本人が出来ること・・ と言ったら、唯一、国内世論をヒートアップさせて、何が何でも 被害者を返せ・・という意思を、強く見せることしかないように思うのだが・・。 少し前、産経新聞で、最初に拉致問題をスクープし、 その後ずっとこの問題にかかわって来られた阿部雅美記者の 「拉致問題検証レポート」を連載していました。 力作で読み応えのあるものでしたが、そこで一番訴えていたのが、 「マスコミの無関心」つまり報道しなかったことの罪の深さでありました。 多くのマスコミがもっと積極的にこの問題を取り上げていたら、 拉致問題ももう少し解決に進めていたのではないか ・・という自問自答と懺悔。 私達国民も、ほとんど気にせず来てしまいましたから、同罪と言えば同罪ですが、 その反省も含め、おそらく最後の機会かもしれない今、 世論を高めることが必要なのではないか 我々は自分がもし、拉致被害者や家族の立場だったら・・ という想像力をもっと働かせ、 そして、政治家さんとマスコミ関係者には、 政治ととジャーナリズムの責任、というものを、 もう少し真剣に自覚してもらいたいものです。
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Last updated
2018.05.11 10:38:47
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