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エリザベス女王の夫のフィリップ殿下が、車を運転して 事故を起こしたと話題となっています。 王室の一員だと世界的なニュースにされちゃうのですね。 どういう状況の事故だったか分かりませんが、運転していた車は横転、 衝突された車に乗っていた女性2人は軽傷を負ったそうです。 ここで大きく報じられたのが殿下が御年97歳の高齢だということ。 いずこも同じ「高齢者は免許を返納しろ」コールです。 こんな事故を起こしながら殿下は2日後にも再びハンドルを握って、 シートベルト不着用で警察から注意を受けたとか。 英国って、女王の夫であろうと、注意するんですね。さすが。 でもフィリップ殿下、これまでもシートベルト 付けていなかったような気がする。 フィリップ殿下としては、ずっと何十年も運転して来て、まだまだ自分は なんともない、その辺の若いドライバーよりよっぽど経験がある、 という誇りがあるのでしょうねぇ。 私の母も89歳になって、大分足が動かなくなっているけれど、 この間、親戚一同で温泉行った時も、長い廊下が大変だろうと 旅館側が車イスを確保してくれたにも関わらず、 頑として拒否して、でも歩くのが大変なので部屋のお風呂で済ましていましたね。 老人扱いされることにものすごくプライドが傷つくのだと思います。 私も60代になってしまって、確かに健診を受ければあちこち支障がでているし、 世間的にはりっぱにバーサンなんでしょうけれど、当人はあまりその自覚がない。 年齢はそこそこの年齢になってしまったけれど、昨日の私と今の私と、 違わないじゃん・・という意識の方が強い。 むしろ、これまで蓄積した経験とか知識とかが備わって、 若い頃よりよほど見識ある人格になっているような気がしている・・。 でも世の中はそう見ないんですね。 高齢者というのは、もう、用済みの人達。 確かに私も若い頃、50代なんて完全に年よりだと思っていましたものね。 年寄りが、若い私らに盾突くなんて、なにを考えているのだ。 なんて傲慢な目で見ていましたっけ。 そういうことが繰り返されているんでしょうね。 高齢者は運転するな、と問答無用で高齢者を切り捨てる人たちと いやいや、あんたらよりまだ、運転は上手いよ、と密かに思う高齢者と。 年寄りは年寄りなんだからおとなしく引っ込んでいてと思う若い層と 冗談じゃない、キミらより余程見識はある・・と抵抗したいシニア層と。 フィリップ殿下も、ムキになっているのだと思いますね。 いくらでも運転手を使える立場なのに、 「いやいや、自分のことは自分の力で出来る いままでもそうやってきたし、これからだってそうやっていくさ」と。 年取るってジリジリ失うものばかりで悲しくて、 その悲しさの反発で、気難しくなったり頑固になったりするのではないか 年取ることが楽しい・・と思えると、 いろんなトラブルが解消されるような気がします。 もっとも、「年取ることが楽しい」状態って、至難の業だけれどね・・。 フィリップ殿下、これからどうするのでしょ 絶対、運転を続けるような気がするけれど。 興味津々、でありますよね。
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国民の模範であるべき殿下も失敗しちゃいましたね。
それが続いたとなると病気が少し心配ですね。 私も最近は”単語や言葉”が出てこなくなってきて、夫婦で”あれだのそれだの”と言ってお互い笑っています。多分単語や言葉は、脳の中のどっかに置いているんでしょうが、なかなか見つけだせないんでしょう。(笑い) 殿下の場合は日本の高齢者による交通事故とは比べることがでないくらいハイレベルの運転技術なんでしょうが、どうしても運転したい場合はお城の中に限定するとか、ドライブをしたい場合は運転手をつけるとか、そろそろ考え直さないと国民のひんしゅくをかいますね。 日本の高齢者の場合は”過疎化が進んで付近にお店屋さんや病院が無いため”街にでかけるようで、車は生きるための手段のようだと鬼嫁がいっていましたが、本当にそうですよね。 私の近い将来に向けて早急に自動運転システムが完成されることを願う次第です。 (2019.01.22 08:49:45) |