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2021.03.29
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カテゴリ:カテゴリ未分類
国軍のクーデターで混乱状態のミャンマー。
軍は、強引だろうが、国際的非難を浴びようが、ここで一挙に
統治権力をものにしようとしているのでしょう。
治安部隊による、デモ参加者への弾圧がエスカレートしていて、
家にいた子ども達まで犠牲になっている。
武力で抑え込みながら、無力のデモ参加者を「テロ」呼ばわりするところ、
何をかいわんや、です。



 
おそらく中国が後ろで動いているだろう軍隊に、
市井の市民の抵抗が敵うわけがない。
なんとかならないのか、と心を痛めていますが、
世界の動きは、もう一つ、緩慢です。
 
40年近く前、ミャンマーで暮らしていました。
その頃はビルマと名乗っていて、今も貧しいですが、当時も貧しい国でした。
駐在の商社マンの方々の話では、その25年前は
自由で盛んな国だった、ということでしたから、
大きく衰退していたわけですね。
軍事社会主義国ということで、軍の関係者だけ利用できる店があったり、
相互監視制度があったり、初めての海外生活でしたが、
「社会主義というのは、不平等でどうしようもないものだ」としみじみ学んだものです。
当時、日本は社会主義への夢があって、社会党に勢いがあった時代でしたが。
 
その頃もミャンマーは貧しく、人々が生きにくい国でしたが、
その後益々混乱は増し、弾圧は進み、人々の生活は全然よくならなかった。
それは、長い期間、ずっと続いたものです。
 
親しくしていた弁護士氏も、娘さん達を海外に逃していましたが、
当人は訳の分からない理由で何度も拘束され、どこに収監されているのか家族にも知らされず、
結局、家族が父親と会えたのは、亡くなってからでした。
医学部を出て、日本とインドネシアで医者として生活していた三女は、
父の収監を知って慌てて帰国しましたが、その後パスポートは取り上げられ、
医師免許もはく奪され、通訳として細々生計を立てていると聞いています。
 
スーチー女史の一党が力を得て、ミャンマーがよくなったのかどうか、
その辺はよく分かりませんが、少なくとも多くの企業が進出し、
国力も生活も、少しずつ上昇していたのだと見ています。
日本の期待も大きく、ANAなんか、ローマ直行便を廃止して、
ミャンマーへの直行ルートを新設したくらいで。
 
でも、長年、やりたい放題だった軍部は、
いずれ権力を取り戻そうと、狙っていたのでしょうね。
身に付いてしまった権力の旨味というのは、手放しがたいものなのでしょう。
 
一方で、人々は、軍による恐怖政治は二度と御免だ、と強く拒否している。
穏やかな性格のビルマの人々の激しい抵抗は、それゆえでありましょう。
 
さて。日本。
今朝も朝から、桜の開花で人手が増えている話題や、
森元会長の「女性というにはお年」発言の問題視や、
ズズズと啜るのはいかがなものか、という問題提議や、
「はだいろ」という言葉は差別用語じゃないか、という話題や、
コンビニスィーツの話題で華やかでありましたっけ。
 
それらの話題がいけないとはいいませんけど、
なんともおめでたい。
もう少し、世界の悲惨な現実に目を向けるべきでは・・
と、そこは思いますね。私達もですが、政府やメディアも。
 






Last updated  2021.03.29 11:10:30
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