2006/03/12(日)13:36
黒の花嫁
<以下、読売新聞2005年9月29日号より引用>
振袖 現代風に着こなし
結婚式の花嫁衣装といえば白のウエディングドレスが多いが、最近、
明治から大正にかけてよく売られていた
「黒引き振袖」という着物が人気だ。
日本髪のかつらを付けずに自分の髪を結った「洋髪」にするなど
花嫁たちは現代風に着こなしている。
東京都内の結婚式場、目黒雅叙園で昨年秋に挙式、披露宴を行なった
女性(28)は黒引き振り袖で式に臨んだ。
「着物の華やかさと豪華さにひかれました。
披露宴ではウエディングドレスも着たのですが、
着物の評判がとてもよかった」と満足そうだ。
和の婚礼衣装といえば、白無垢、色打ち掛け、振り袖が代表的だ。
振り袖は「お引き摺り」といって、おはしよりをせずに
すそを引きずる着方をする。
その中でも黒地に模様がある「黒引き振り袖」の人気が高い
という。
落ち着いた「大人の雰囲気」が魅力のようだ。
従来の形式にこだわらない和装を提案し、着物姿のモデルも
日本髪のほか洋髪が多い。手にブーケを持ったスタイルもある。
ワタベウエディングでは、 「和装の中でも動きやすく、
すらりとした立ち姿が黒引き振り袖の魅力。
花嫁たちは帯や小物、髪型など自分流のコーディネートを
楽しんでいるようです」と話す。
小町のコメント
小町のばあちゃんは、黒引き振り袖でお嫁に来たと
話してくれました。見せてもらった時は、茶色に変色していました。
流行はくり返す、と言いますものね。
黒引き振り袖で結婚式を挙げられたtopazさんの、ブログです。
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