Vacances tout les temps

きのうの日記に書いた昨年の春のちょうど今頃、
パパはバスで後から追いかけたがＫＯＭＩＭＩは一足先に
ママと一緒にはじめての〔のぞみ〕で関西へ向かっていた。

大阪では私の父方の叔母にも会い、ＫＯＭＩＭＩは絵本を戴いた。
「はるをさがしに」という絵が綺麗なほのぼのとしたものだ。
動物や、食べるのが大好きなＫＯＭＩＭＩにそっくりの女の子が
雪の町から春の町へとクラシックな客車列車で旅をする。
真っ赤なワンピースがかわいらしい。
大きな駅は無国籍風の絵だがどことなく中欧・東欧のようなムードに描かれている。

ＫＯＭＩＭＩはおばあちゃんにもらった手編みの真っ赤なワンピースを着て帰路、
東京行きの〔のぞみ〕に乗った。帰りはママだけでなくパパも一緒。
「はるをさがしに」の女の子にそっくりなＫＯＭＩＭＩなのだった。

今年もこの絵本を読んで聞かせてやるのにぴったりの季節になった。