+ 仮想こみゆき工房 +

昼間、打ち合わせで同席したアルバイトの女の子に、今日は十五夜なんですよと教えられ、慌てて職場のお茶請けに月見団子を用意した。

このところ秋雨でスッキリしない日が続いており、また明日以降も台風21号接近により天気が崩れるという予報の中、今日という日だけが晴れて月が拝めるとは、ちょっとした奇跡みたいで気分がいい。
もっとも、私が拝んだ月は帰宅途中の駅のホームから見上げたもので、家に着く頃にはすっかり雲に隠れてしまっていたのだけれど。

中秋の名月は、実は満月ではないことの方が多いらしい。今年はちゃんとした満月だった。
これもまたひとつ、得した気分になる。

日本では「片見月(または、片月見)はいけない」という伝承が各地にあるそうで、十五夜を拝んだら、十三夜も必ず拝まなくてはならない。今年の十三夜は10月26日。
しかし心配なのは、お天気よりむしろ、自分がその日を覚えているかどうかの方だったりする…。

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今日のおやつ：23区某所産のスイカ

秋らしい月見の話をしている傍から、スイカの話もおかしいけれど、会社の建物の前庭で、今年大家さんが収穫したスイカのお裾分けをいただいた。たまたま庭に飛ばしたスイカの種から発芽して、ひとつだけなったスイカだそうで、取り立てて肥料もやらなかったが直径15cmくらいの大きさに育ったとかで。
味もちゃんとスイカだった。

…それから、浅草梅園の月見だんごも、美味しかったです(^-^)