2006/06/02(金)12:04
国分寺体験。タイカレーな夜
今夜は、ブログ友達のけろ氏との遠征デート。
時間ギリギリになって、待ち合わせにダッシュで向かったら、遠くから笑われる。
「男だったら胸キュンですよ~」と言ってくれるのだが、我が夫のプロポーズのことばは確か、
「そろそろ待ち合わせるのが面倒くさい」
ではなかったか。怒
そんなことはともかく、
行き先は国分寺。
国分寺は東京の西側にある学生街で、けろ氏が絵を描いて描いて描きまくっていた青春時代の、思い出の地だという。
そう、まさにあれです、青春スーツ装着完了(by『ハチミツとクローバー』)。
私にとっては初めての街なのだが、いちいち飛び上がりそうなリアクションのけろさんが新鮮(笑)。いや、そんなアナタも可愛いです♪
目的はタイカレー。
薄暗いビルの地下にあるその店は、なんとも不思議な雰囲気。
ビニル張りのソファの並んだ内装はどうみてもスナックのそれなのだが、店の真ん中に木製のゾウがひっそりと立っている。
そして、比喩でなく漂う異国の香り。
カレーの前に、まずはシンハービール。
タイ料理では必ず頼む大好物、ヤムウンセン(春雨サラダ)が激辛&激ウマで、私のハートをわしづかみ!! 美味~♪
・エビとイカの半生具合がたまらなくツボ。
・しかも、トウガラシが種まで刻んで入ってる~。
と、分析してみたり。
その他、写真付きのメニューにはかなりの種類があって、日本語での内容説明に「牛肉または海老の炒め物」などと書いてあって笑える。
牛肉か海老か、エビ好きの私には雲泥の差なんですが……???
さあ、そしていよいよ、青春のグリーンカレー登場!
スプーンを動かしても口が開いてくれない体験をしたという話にどきどきしながら食べてみたのだけど……
辛くない。
美味しい。
いつも神保町で食べているカレーに比べると、はっきりした香りがひとつ加わってしかもココナツミルクは濃厚。確かにこれは、忘れられない味にはなるだろう。
しかし、けして辛くはないよ???
「オトナになったからかなあ?」
しきりと首を傾げるけろ氏。
8年前だしね。
少しは成長したのかなあ。
変わるっていうのも悪くないよね。
……などなど、しっとりと青春を噛みしめる三十路女性ふたり。
つと、傍らにあった薬味入れから、唐辛子のナンプラー漬(名前忘れた)をひと匙、ふた匙すくいいれたのだったが。
辛っ。
すみません、口の中に異変が……。
「これだ、この味だったんだーーーーーーーっ!!」
頭から湯気を出しつつ、至福の表情のけろ氏(あ、誇張入ってますか)。
これだそうだよ。
辛いよ。爆
しかし、そういう思い出の地がひとつあるっていうのもなかなかいいモノで。
……何を隠そう、この私も十代の頃、ヤムウンセンを初めて食したときの衝撃を小説に書いたことがあるのだった。
店は違うが、けろ氏のおかげで、まさにあのときの感覚を追体験できた、気がしたことでした。
行きそびれた皆様、暑くなったらぜひともリベンジを!
行かねばならぬ! ←決意をこめて。
けろさん、ありがとうございました~。あ~辛っ。