2008/05/26(月)01:54
甲府出張・その1
……東京に戻ってます。
実は、昨年は神奈川で行われた学会があり、甲府に行って参りました。
いつも同行してくれた諸先輩が相次いで退社され、今回は淋しく一人旅。
しかし……
内容は濃かった。笑
20代独身の頃ほどではなくとも、女一人で遠くまで行くと、心優しい著者陣が何かと心配してくださる。
メール更新の余裕、ないほど、皆さん気遣ってくださいましたよ。笑
甲府入りした日は、まずホテルに荷物をおいて、地元の知識人が作った(かなり技巧的な)漢詩を分析する授業見学。
そのあと、希望者で史跡研修と称する県立文学館の見学。
漢籍も貴重なのだが、偶然にも敬愛する芥川龍之介と恒藤恭の書簡、という企画展をやっていたのでついつい展示物を熟読。
いつもながら(笑)マニア向けの展示に満足。
ここの展示は、現館長がもと文芸誌編集長であるせいか、もともとの学芸員の気質の所以か、生原稿、創作ノート系がとにかく豊富で、字が多い。
私的には、ツボを押されまくるのだ。笑
(東京では、両国の江戸東京博物館の展示にも似たようなテイストを感じる。)
見学のペースがついつい遅くなったので、途中までご一緒させていただいたT先生とはぐれてしまい……このままひとり宿に帰るのかと思われたのだが、なにしろ交通が不便なので、その場に残っていた数人の先生方と、駅までタクシー相乗りをさせていただくことになった。
そのなかに、春に雑誌で原稿依頼したK先生がいらっしゃって、……車を降りたところで、夜の食事に誘ってくださった♪
山梨名物「ほうとう」で有名な「小作」という店に、総勢5人で出かけたはいいが……。
甲州地鶏。
馬刺、鹿刺。
甲州ワインビーフ……
県産ワイン……
ほうとうに辿り着けない!驚
いやぁ、なぜか居酒屋で赤ワイン(とお肉)を堪能いたしました。
恐るべし甲府。笑
〆にほうとうなんて、かよわい女子には食べ切れませんから。
「十時に閉店です」と店を追い出されて解散するが、比較的若手と思われるM先生、H先生が「夜道が危ないのでは」と恐縮にもホテルまで送って下さる。
(コンビニでチョコでも買いたかったが、我慢。笑)
しかもH先生、
「夏目さんは私と同い年くらいですか……?? 私72年生まれですが」
って……
ビンゴかよ!おい
またこのH先生、年齢(実は性別も?)不詳で、教養では10も年上に見える方なので、軽くショックよ。
……しかも私は、年齢相応に見えたというわけね。(ちと飲み過ぎたか。)苦笑
そんなわけで、ホテルに帰ってたらたら「アラフォー」を観てから就寝。ふいい。
明日に続く。