2017/06/12(月)10:10
『ひといちばい敏感な子』エイレン・N・アーロン著/明橋大二訳、一万年堂出版
5人に1人が、生まれつき「ひといちばい敏感な子」(Highly Sensitive Child = HSC)だといわれています。
他の子と違うわが子に、「この子はおかしいのでは…」「自分の子育てが間違っているのでは?」と悩む親は少なくありません。
学校ではADHDやアスペルガーと誤解されてしまうこともあります。
本書は、多くの親が抱える子育ての悩みや疑問を、子どもの“敏感さ”という面から明らかにした、日本初のHSC解説本です。
著者は、アメリカの心理学者、エイレン・N・アーロン博士。
翻訳は、精神科医で、スクールカウンセラーとしても活躍する明橋大二氏です。
長年の診察と執筆経験を生かし、分かりやすく訳した本書によって、敏感な子どもも含めて、全ての子どもたちが、その特性に配慮され、適切な関わりを受ける世の中になることを願っております。
(一万年堂出版ホームページより)
上記ホームページでは、本書のためし読み(18ページも!)もでき、読者の感想も紹介されています。
発行は、2015年2月。
最近、HSP(Highly Sensitive Person)という概念を知り(エイレン・N・アーロン博士が1996年に提唱)、本書のことも知りました。
気になられた方がいらっしゃったら、どうぞ、まずホームページから、ためし読みを。
お勧めです。