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6月7日の朝にいきます

6月7日の朝にいきます

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2006年09月25日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

少し前のことになりますが、知り合ったばかりのインド人を浅草寺にお連れしたことがあります。

その人は、日本の大学に留学中の、20代後半の男性。

ベジタリアンの私がよく通っていたインド料理店で、アルバイトをしていました。

 

賽銭箱に15円を入れ、手を合わせた彼に、帰り際、私はこう尋ねてみました。

「ねえ、失礼じゃなかったら、どんなことをお願いしたのか教えて」

 

彼は真面目な顔で、次のように答えました。

「祈る内容はいつも同じですよ。“苦しむ人のために、どうか私をお使いください”です」

 

目からうろこ、とはこのことでした。 それに比べ、自分の開運ばかりお願いしていた私・・・。

彼はヒンドゥー教徒ですが、前にここにアップしたインドの宗教哲学者の言葉、

「すべての宗教はひとつ。それは“愛”という名の宗教」

「祈る唇より、差し出す手の方がより尊い」 を、やはり大好きだという人でした。

 

あれから・・・自分の健康だとか、仕事運、金運、その他もろもろ、お願いしたいことはたくさんあるけれど、

この祈りを心から捧げられる人間になりたいと、それを祈っている私です。

kiko  『老人と犬(さくら苑のふれあい)

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写真著者の秋元良平さん(『盲導犬クイールの一生』の)の写真展もお受けしていますので、

遠慮なく、お声がけくださいませね。

koki 『老人と犬(さくら苑のふれあい)

                             写真=秋元良平 文=高野瀬順子(私です)

                               文春文庫PLUSより。630円。

                            






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最終更新日  2006年09月26日 05時23分05秒



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