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木漏れ陽

2007.03.10
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↑光稀(こうき=光ちゃん)とは関係のない話です。

交通の便のよいところに住んでいるので、路線バスには滅多に乗らないけれど、
それでも何かのおりに利用したとき、必ず思い出す話があります。

仕事仲間のカメラマンが話してくれた、こんな男性のこと・・・。

「僕の幼馴染にね、子供の頃からバスが大好きで、
バスの運転手になりたくて、なりたくて、しかたなかった人がいるんですよ。

幼いうちは誰でもそういう身近な職業にあこがれるけれど、
中学、高校と進むにつれて、パイロットだとか、医者だとか、弁護士だとか、
カッコがよくて収入もいい仕事につきたいと思いがちでしょ?

でも、彼は学校の勉強もすごくできたのに、
大学に行くことよりバスの運転手になることを迷わず選んだんです。

そしてね、あまり高くない給料だけれど、
それを貯めて、1年に一度、海外の路線バスに乗る旅行をしているんです。

その彼はね、いつ会ってもすごく幸せそうな笑顔でいるし、
あんな生き方ができる人ってそうはいないんじゃないかなぁ」

人の目を気にしてばかりで自分自身を見失いがちな日々の中、この話はなんて新鮮だったことでしょう。

都区内の路線バスに乗るとき、私は「この運転手さんがその人だったらいいな」といつも思います。
きっとハンドルを握りながら、満面の笑みを浮かべているんだろうな。

幸せって自分自身の中にあるもの。自分にしか量れないもの。
それを再確認したいとしみじみ思いながら、バスに揺られます。






最終更新日  2007.03.10 15:56:22
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