2005/03/12(土)01:33
ホントにあった怖いはなし <後編>
ども ぴっとです。
それは、さかのぼる事8年前。
5月の連休明けの、めっちゃ天気のいい日でした。
クルマ好きなぴっとは、同じくクルマ好きの先輩と、先輩のお子ちゃま、そしてお子ちゃまの仲良し君と4人でサーキットにレースを観に行ってたんです。
朝のゲートオープンから、メインスタンドの真ん中に陣取って、ビール片手にピクニック気分です。
サポートレースも無事に終わり、メインのフォーミュラ・ニッポンに進行が移りました。
F-1なんかを見られる方はわかると思うんですが、フォーミュラ・カーって屋根なし1人乗りでタイヤ剥き出しのレース専用車なんです。
コースにもよるんですけど、最高時速は300キロを越えちゃうんですよ。
そんなクルマたちが「よ~い、ドン!」でスタートするんですけど、事件はその時起こりました。
なんと、最前列のクルマがスタートに失敗してエンストしちゃったんです。
もちろん、後ろの車たちはアクセル全開でスタートを切ってるんですよ。
スタート直後とはいっても、そこはレース車両、その時点でスピードは150キロぐらい出てるでしょうかねぇ…
何台かは間一髪で止まった車を避けていったんですけど、状況を把握できてない後ろの車が見事に激突!
ド~ン!!!
轟音とともに、タイヤが空中に跳ね上がってメインスタンドに飛び込んだんです。
…そう、ぴっとたちが陣取ってたトコから3メートルぐらい後ろに…
タイヤが跳ね上がった瞬間、「来る!」って覚悟決めましたもん。
こんな時って、やっぱり時間がスローモーションになるんですね。
タイヤに書いてあるメーカーのロゴがしっかり読めちゃいましたからぁ~。
あ~、マジでこわかったぁ…