カテゴリ:映画
ども ぴっとです。
1968年の映画 『あゝひめゆりの塔』 を観ました。 太平洋戦争末期の沖縄本島で臨時看護婦部隊として従軍し、 壮絶な玉砕を遂げた、沖縄師範学校の女子生徒たち。 この通称「ひめゆり部隊」の乙女たちの悲劇的な最期を描いた戦争映画である。 冒頭とラストには1968年当時の若者風俗を織り込み、 そこから戦時中を回想していく構成になっている。 吉永小百合や和泉雅子など、時の日活青春映画スターを総動員していることもあり、 叙情的描写が印象的だ。 その一方で、戦闘シーンになるとダイナミックな迫力がひときわ目につく。 のちに『トラ・トラ・トラ!』や『二百三高地』など、 戦争大作の第一人者となるアクション派、舛田利雄監督ならではの持ち味だろう。 ええ、8月15日は終戦の日ですからね。 ぴっとが生まれる前の作品なので、当然モノクロ映像。 でもね、モノクロゆえに、ものすごい説得力があるんです。 濠の中で、負傷した兵隊さんを治療したり 空爆から逃れつつ、濠を移動したり… 日を追うごとに戦況は悪化して、ひとりまた一人と身内や仲間が倒れていく。 生き残った二人の少女のラストシーン。 も~ね、涙が止まりませんでしたよ。 終戦から62年。 ぴっとも戦争を知らない世代。 でも、62年前にはこの日本で、激しい戦争が繰りひろげられ 老若男女を問わず、たくさんの人が亡くなられた現実。 そして、世界で唯一「原爆」を投下された国。 戦争という悲劇を、二度とあじわう事がないように そして、そういった哀しい体験を風化させないためにも 古い映画といわず、たくさんの人に見て欲しいと思いました。 戦争の悲惨さ、哀しさを、真正面から語った作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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二百三高地の映画は、子どもの頃
父に連れられて見に行ったことがあります。 ひめゆりの塔は、本で見ただけですけどね。 戦争はいつの時代も忘れられてはなりませんよね。 (2007年08月16日 04時40分22秒)
何度見ても涙なくしては見れない映画です・・
戦争はアカン!! (2007年08月16日 08時47分22秒)
戦争物は、なけるよね・・・この時代に生まれてよかったと・・・そして、私は、ぴっとちゃんにも泣けてきた・・・お盆休み、いくとこないの?
ρ(TーT*)誰か、探してあげようか?25歳位までなら、友達いるよ(э。э)bうふっ (2007年08月16日 14時56分46秒)
映画は見た事ないけど、本は読んだ事あります。
戦争もの、戦犯物などどれをとっても色々考えてしまう。ただ、戦争は二度と起こしてはいけないと強く 毎回思う。 終戦記念日がまたやってきたんですね。 (2007年08月16日 16時33分14秒)
沖縄は内戦の激しかった地ですよね。。。
来年度からの高校の教科書では、島民の集団自決を「軍に強いられた」から「追い詰められて集団自決した」差し替え修正されるというNewsを耳にしたのを思い出しました。。。 歴史は、時の権力者により書き換えら(改竄さ) れると云う事を目の当たりにするような気持ちです。。。 (この事により、終戦間際の様々な辛い過去を、より鮮明に、強い憤りと共に呼び覚まされた方々を思うと辛い気持ちになりますね) 風化させてはならないモノ・変容してはならないモノが、徐々に失われ損なわれて行く…記憶をどう留めたら良いのかと思ってしまいます。。。 凄惨な戦争を伝える映画は、時折、私たちに戦争への危機感を伝えてくれるかけがえのないものだと思いました。。。 (2007年08月16日 20時29分16秒)
~ぢゃるさん~
62回目の終戦の日でした。 二度と悲惨な戦争を起こさないようにしなきゃいけませんよね。 この時期だけでなく、普段からこういった映画も放送して欲しいものです。 (2007年08月16日 21時22分59秒)
~ワタさん~
徐々に風化してきた記憶を、都合のいいように代えとこうって感じですねぇ。。。 自分たちに都合のいい事も、悪い事も… 全て含めて、真実を記録として残してほしいと思います。 ただ、当事国の日本や米国じゃ無理かなぁ… (2007年08月16日 21時30分32秒) |
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