カテゴリ:└瀬戸内カヤック横断隊
こんにちは!アウトドアーズ・コンパス 副店長の楠です。
皆さま、明けましておめでとうございます。 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。 更新が遅くなり、申し訳ないのですが、 ☆前回のつづき☆ 実践版シーカヤックアカデミーである 「第十次瀬戸内カヤック横断隊」のレポートです! のんびり読んでいただけると嬉しいです。 11月27日(火)アカデミー4日目 ----------------- 4日目 天気・晴れ 大潮、北西の風 27人、26艇。(タンデム1艇) リーダー:井出 7:30津波島出発 8:35伯方島沖浦ビーチ上陸(潮待ち、昼食休憩) 10:25伯方島出発 11:10船折瀬戸通過 12:00大三島南東岸到着 13:00大三島南岸トンネルの浜通過 13:50大下島通過 15:00岡村島南岸上陸 行動終了 一人合流→28人、27艇(タンデム1艇) ----------------- 朝4時30分に起きて、いつものように天気予報を確認して、 ホットコーヒーを飲みながらモチを焼き、 朝食を済ませました。 前回の旅から調理の火器は、トランギア社のアルコールバーナーを使っています。 それまではMSR社のドラゴンフライストーブ(ホワイトガソリン)でした。 アルコールバーナーの良い点は、音が静かなところかな。 テントの前室でプレヒート時の炎上も気にしなくて良いし、燃費もまあまあ良いです。 火力調整もできて、簡単な調理には特に便利だと思います。 より詳しい感想は店頭でお話します! ということで。 テントを片付けて荷物をカヤックへパッキングしますが、 僕は、昼食に使う食材と道具は前ハッチの出しやすい場所へ入れています。 後部ハッチの上には予備パドルや非常用ケースを積んでいる為、 すぐに出し入れするには面倒です。少しでも必要のない作業をしないようにします。 行動食はパドリングジャケットの大きいポケットや、 防水バックを使ってデッキバンジーコードに挟み、取りやすいようにしていますよ。 4日目、横断隊の旅で一番気になるといってもいい海域を漕ぎます。 海が川のように流れるという、しまなみ海道の船折瀬戸です。 しかも大潮なので更に緊張感が高まりました。 朝のブリーフィングで相談し、船折瀬戸の手前にある伯方島の沖浦ビーチで 潮待ちすることを決めて、いざ 出艇しました。 津波島から伯方島までの海も、複雑な潮流でしたが転流時間(満ち引きが変わる時間) まで余裕があったので、焦ることなく漕ぎ進みました。 伯方島の沖浦ビーチへ上陸して、早めのお昼ご飯を食べた後、 26艇のシーカヤックが2列に並ぶという隊列に変更して 潮流と大型船舶の通行に、十分注意しながら漕ぎました。 船折瀬戸を初めて漕ぐ数名の隊員からは、その難所へ近付くにつれて 徐々に緊張と好奇心が高まっていることが伝わってきました。 皆さまのイメージとして、激流の中を漕ぐのでは?と思う方もいますが、 潮の時間を計算することにより、そのリスクは軽減されます。 今回は潮止まりに近い時間で通過できたので、 激しい流れは無く、安全に漕げたので本当に良かったです。 その後は、しまなみ海道の伯方・大島大橋の下を漕ぎ、大三島の南岸から岡村島の最南端まで 順調に進み、野営地として上陸しました。 沈む夕陽に癒され、焚き火で晩御飯を作る。 こういった贅沢な時間が旅の疲れも吹き飛ばしてくれますね。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月23日 18時19分33秒
[└瀬戸内カヤック横断隊] カテゴリの最新記事
|
|