カテゴリ:└多田圭佑
アウトドアーズ・コンパス 多田です。こんにちは。
昨日は、かねてから狙っていた高縄山系縦走に成功しました。 天候は晴れ。気温0~5℃(少しだけマイナスの時もあったかも)。稜線上では風はそれなり。 ルートは、レインボーハイランド辺りからスタートし 幸次ヶ峠→大月山→高縄山→北三方が森→楢原山→上木地 です。 一人では交通手段的に厳しいのですが、今回は、チーム平尾台、最近相棒のパワフル佐々木氏の協力を得て実現しました。 *鈍川温泉集合→一台でレインボー→トレイル→鈍川で温泉→もう一台でレインボー→解散 というパターンです。 本日の装備をリストアップしました。 下から ALTRA パラダイム drymax トレイルラン1/4クルー GRVEL スパイダー(スパイク系の軽アイゼン) Patagonia ウィンドシールハイブリッドソフトシェルパンツ finetrack フラッドラッシュスキンメッシュ Mountain Hard Wear クールランナーロングスリーブT Patagonia フーディニジャケット MONTURA チャムバンド OAKLEY ファストジャケット 今回初導入のパラダイム、MAXプロテクションシューズだけあって、足裏の保護感は半端なかった。 クッション性も、厚底とは思えない程よい固さがあり、安定感も抜群。トラバース時には、さすがに若干の不安定感はあるものの、問題ないレベル。 ガレ場や下りでは、底が厚いため足裏感覚が少なく、正直スピードは出しにくかった。 それよりも、フラットな路面や急な登りでは、ロッカーが搭載され ていることもあり、抜群の威力を発揮。足の回転もテンポ良く上がり、リズム良くナチュラルな走りが出来た。 総合的にみて、テクニカルな路面が多いルートでは、ローンピークやトレイルロックなど、ソールが薄めのシューズの方が向いている。わりとフラットな路面が多いルートや、足裏のダメージが多くなるロングのルートには、このパラダ イムが間違いなくおすすめ。気になる方は、KOMPASで要チェックです! もう一つの新入りが、Patagonia 今期秋冬の新作、ウィンドシールドハイブリッドソフトシェルパンツ。 前面やお尻の部分には、ウィンドストッパーの生地を使い、膝裏やサイドにはCAP4のパワードライ生地を使用。 すごく楽しみにしていたのだけど、期待通り。今回の気温は0~5度。稜線で風 に吹かれても風を遮り寒くなく、登りで発汗量が多くなっても暑くな く蒸れ感もほぼ無し。 これほどノンストレスなパンツには出会ったことが無い。申し分無し。言うこと無し。 この冬は、フル出場間違い無し。これは本気で超おすすめ! 上着は、Patagoniaフーディニを時折脱ぎ着するパターンで十分対応できた。 稜線上では、やはりフーディニを始めとする軽量ウィンドシェルが必需品です。 ウィンドシェルは、一般登山時においても同じで、登りで汗をかいた後 の稜線などでの汗冷えを防ぐためには大活躍してくれます。要チェックです。 MONTURAのチャムバンドもこれまたおすすめ。 たためば小さめのハンカチほどのコンパクトさでありながら、ウィンドストッパーの裏に薄いパワードライをくっつけたような素材で、風はシャットアウトして、程よく保温もしてくれる。冬のランや、LW系や、激しめの登山に最適で す。これも本気でおすすめです。在庫は若干数残ってます。早い者 勝ちですので、気になる方はお急ぎください。 総じて、今回の装備は、抜群に良かったです。どんどん良い商品が出てきて、 困っちゃいます!! では、そろそろ今回のルートの紹介です。 距離は水平で24kmくらいなので、おそらく沿面距離で28kmくらいでしょうか。 登り2000mチョイ 下り2000mチョイ まーまーハードでパンチのあるコースでした。 幸次ヶ峠までは舗装路で距離も無いので、ウォーミングアップも兼ねてウォーク。 いよいよトレイルスタート 早速登りが続きます 以前通った時よりも道は整備されており、気持ちよく(しんどいけど)登ることが出来た。 大月山まではずっと登り。体は序盤からヒートアップ。 大月山直前くらいから雪がぼちぼち積雪あり。スパイクはまだ必要ないようだ。 大月山山頂に、看板と、なぜか旗が。 展望台前辺りも積雪は少しだけあり。 その展望台が、半端無く眺望が良い。ただ、半端無く寒く、即退散! この辺りの道は、木の間から、瀬戸内海がちらちら顔をのぞかせている。 木が無かったら、ひたすら絶景を見ながらの行動になるが、木を切るわけにはいけない。ので、このような展望台や、たまにある開けた場所での絶景がまるでご褒美。 その後、いったん車道に出て、しばらくその車道を登って行く。その後目印があり、100メートルほどトレイルを上がると高縄寺近くに出てくる。 そこから車道をしばらく上がれば、高縄山の山頂だ。 まーまー雪があり、若干凍ってるので、スリップなど注意が必要だ。 山頂展望台、ここもアホみたいに絶景が広がる!! 展望台の階段は、完全に凍結。 途中、こんな巨木も見られる。 その後、高輪寺でピンポンダッシュをし トイレに駆け込む。立派な施設。ここで何か出来そうな匂い。 その後はしばらくロードを進みます。北三方が森→、と書かれた立て札が出てきますが、3本目の矢印からトレイルに入ります。 若干荒れた道を進み 稜線上に出ます。 ここから北三方が森までのセクションは、程よい、誰もが喜ぶ極上トレイルが続きます。 屋久島のウィルソン株も顔負けな、ハートを発見! 山頂に近づくと雪が増えてきて、山頂はしっかり積雪あり。スーパーママランナー、パワフル佐々木氏、たまには乙女な面も! クオリティー高し! その後、極上アップダウンを繰り返します。この、北三方が森前後のトレイルのアップダウンは愛媛No.1。激ヤバです。 その後、木地まで下り、車道を登り、楢原山の登山口へ。 以前来た時の曖昧な記憶では、それほどしんどくはないと思ったのも、都合の良い解釈。 地獄の階段登る~~ 久々のトレイル、すでに足はつりつり状態でした。 ようやく楢原山に着いたときには、すでに太陽も夕日に変貌していた。奇麗やなー、て行ってる場合ではない。急がないと、日が暮れてしまう。 楢原山にはばっちり積雪があり、下りを急いで下りるにはスパイクがあった方が良いと判断し、ついにグリベルのスパイダーの登場です。 ここからの下りが、またまた激ヤバ。 木落ちてるし、少し暗いし、苦戦しながらも最後の力を振り絞り、なんとかFINISH 今回のルート。程よくハードで、要所要所で絶景がみられ、路面は最高、たまの雪の路面もまた良し。 おまけに天気も良し。さらに下山後温泉に入れ、 ご飯も食べれる。最高。 久々のトレイルということもあったけど、満足感、達成感を味わうことが出来た。 付き合っていただいたパワフル佐々木氏に感謝です。 この道、多少きついかもしれないですが、もちろん一般登山でも十分楽しめるルートになっています。 景色も良いし、それをバックに頑張って、ゴール できた時の喜びは半端ないと思います。 また、みんなで歩けたら良いなと思ってます。そのときは、よろしくお願いします。 それでは、長くなりましたが、失礼します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月11日 19時01分10秒
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