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アウトドアーズ・コンパス 旧ブログ(~2018年2月)

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2015年09月25日
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カテゴリ:└三宅知子
こんにちは!アウトドアーズ・コンパスの三宅(知)です。

先日スタッフの長岡と山トモPちゃんと一緒に、
日本最後の秘境と呼ばれる北アルプス最深部雲ノ平(くものたいら)に
4泊5日の山登りに行ってきました。
前回 その1 その2 その3 の続きです。



山頂までの楽しい楽しい岩場歩きの時間の始まり~。



こんな高山にサボテンが?イワベンケイという植物だそうです。
高山病を改善する効果があるらしいですが、本当でしょうか。



水晶岳はそのネーミングのとおり、昔は水晶が採掘できたそうです。
歩いていて白い石を見つける度に「もしや水晶か?!」と
過剰反応してしまう私たちww



なかなかの岩場登りが続きます。
雲間から見える稜線の景色に一喜一憂しながら歩きます。



水晶岳(すいしょうだけ・2,986m)登頂!
山頂は岩だらけでかなり狭いですー!



山頂直下のハイマツ帯で雷鳥の親子を発見しました!
左上の方に一匹写っているのですが分かりますでしょうか?



あっと思ったら、雲が流れて水晶岳の稜線が姿を現しました。
別の世界に行ったみたい・・・感動の瞬間です *:.。☆..。.(´∀`人)



水晶岳の山小屋水晶小屋に立ち寄りランチタイムにします。
疲れが一瞬で吹き飛ぶ絶景のロケーション!



水晶小屋は収容人数30人程度のこじんまりとした山小屋です。
お土産で売っているTシャツと手ぬぐいが可愛くて思わず衝動買い。



ワリモ北分岐まで戻って、今度は鷲羽岳を目指します。
危なげな稜線歩き、高所恐怖症の私はビビリながら一気に通過。
確かにここで強風に吹かれたらアウトですね。



鷲羽岳(わしばたけ・2,924 m)登頂!
山頂から望む鷲羽池火口と鷲羽池で記念撮影しました。



この日の宿三俣山荘に向けて下山開始です。
途中こちらから登ってくる人とすれ違いましたが、
登るのは大変そう...(((;^^)



すっかり惚れ込んでしまった鷲羽岳の美しい稜線。
何度も何度も振り返って写真撮影します。



やっとこさ、三俣山荘到着。
あー今日も楽しかったー!
こんなに長い期間縦走するのは初めてですが、
筋肉痛もなく、日に日に元気になっていくのは不思議な感覚です。



三俣山荘の夕食は、ニホンジカの鹿肉を使用したジビエシチュー。
各地で鹿などの高山植物に対する被害が深刻化しています。
このような状況を憂いた三俣山荘のオーナーは、
食肉として採算度外視で有効活用を図ろうとされています。



食後はサイフォンコーヒーとチーズケーキでリラックスタイム。
ムフフ・・・まさに大人の休日と呼ぶにふさわしい至高の時間。

そういえば山に篭って4日目、
気づけば明日が縦走最後の日となりました。
あっという間で、明日下山してしまうことが全然信じられません。



5日目、三俣山荘の小屋番さんに「見てみてー」と言われ
思わず外に飛び出して朝の光景は、神秘的というかなんというか。
今は大丈夫ですが、午後からお天気が崩れるようで、その予兆でしょうか。

この日は三俣山荘から新穂高温泉まで一気に
下山してしまうコースタイム7時間45分の行程です。



名残を惜しむかのように何度も何度も鷲羽岳を振り返ります。
この日はお天気もよく稜線がとっても綺麗に見えました。



帰りは双六岳は巻き道ルートで進みます。
あー今日は最終日、下山してしまうなんて未だに信じられません。
こんなアルペンな風景とも今日でお別れなのね・・・。



稜線が見事なまでに美しく「雑誌の表紙みたいー」と
ポーズを決めながら撮影タイムのはじまりはじまり~!



弓折乗越までの登山道で見つけた幾つもの層になった地層。
その時代時代の岩や土の重なりに神秘的なものを感じます。



弓折乗越を経て鏡平山荘に到着しました。
青い空に緑の木々、それに赤い屋根が映えて綺麗です。



鏡平山荘でランチタイム、カレーライスを注文しました。
登山の時ってなぜかカレーが食べたくなることが多いですが
どうしてでしょうね。



行きは真っ白だった鏡平鏡池もこのとおり。
雲ノ平山荘で買った雲Tシャツを着たPちゃんと、
鏡池に写った白い雲が見事に調和しています。

しばらく粘ってみたのですが、
残念ながら槍ヶ岳の穂先は見ることができませんでした。
あーあ、惜しいなあ。



同じく行きは真っ白のシシウドヶ原も視界くっきり。
「思えば最初と最後は晴天だったねー」
「終わりよければすべて良しだよー」なんて会話をしながら歩きます。



水場で喉を潤したり顔を洗ったり、冷たくて気持ちいい~!
これから登る人にもたくさんすれ違いました。
お天気が心配ですが、皆さんも頑張って下さい。



行きに通ったとき「帰りには絶対食べよう」と決めていた
わさび平小屋のフルーツで疲れた身体を癒します。
リンゴ、オレンジ、スイカ・・・色々あるけど、バナナが一番人気!

小屋からは約1時間で下山口の新穂高温泉に到着。
下山するやいなや大粒の雨が降り出して、ナイスタイミングでした。

初めての4泊5日の山登り、ここに来るまではこんなに長い間
歩ききれるかどうか不安で仕方なかったのですが、
無事に歩ききることができてほっとしています。
楽しくて頼もしい山トモと一緒に過ごした最高の五日間でした。
ありがとう ^ ^ そして、お疲れ様でしたー!





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最終更新日  2015年09月25日 19時35分10秒


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