【スタッフ高津のエンカノヘキ】北アルプスの双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳にテント担いで行ってきました!その2
こんにちは、アウトドアーズ・コンパスの高津です。ブログのタイトル"エンカノヘキ"は漢字で書くと煙霞の癖と書きますが、霧・雲・霞の沸き立つ所を好んで歩く趣味、つまり自然の風景を愛し、旅を好む習性のこと。今から1,000年以上も前にあった言葉です。雲海を見るとテンションなのは大昔から受けつがれているということでしょうか。さて、先日夏休みに北アルプスの双六岳(2,860m)・三俣蓮華岳(2,841m)・鷲羽岳(2,924m)へスタッフ三宅(知)と一緒に、テント担いで行ってきました!前回その1の続きです。朝からガスガスな天気、風の中砂まみれになったテントを撤収、ですがテンションを上げて双六岳(2,860m)山頂を目指します。ガスの向こうには槍・穂高連峰があるのです!!が、全く見えません。登頂ポーズ・・・実感わきませんねえ。次は三俣蓮華岳(2,841m)を目指します。展望は無いので、道中の花々を楽しみながら行きます。そしてとりあえず三俣蓮華の山頂を踏んでおきましたよっと。三俣山荘が見えてきました。チングルマのお花畑の向こうには雪渓が残っています。三俣山荘に到着。今日はテント泊は中止して素泊まり。小雨と風の中を歩いて身体が冷えました。8月ですがダウンジャケットを着てストーブにあたっています。山小屋ってありがたいですね。食事をして温まります。昨日はかき氷食べてたんですよね。テン泊装備の重たいザックは小屋に置いて、空荷で鷲羽岳(2,924m)へ向かいます。だんだんとお花も少なくなってきます。雨風が時折強くなります。鷲羽岳頂上到着。着いてほどなく遠くで雷の音がしたので、早々小屋に戻ります。小屋は雷と雨から逃げてきた人たちが続々と入っていました。濡れたものを乾かしたりしつつ、あっという間に夕食の時間。テントで作るはずだったメニューを小屋の自炊テーブルで。テント泊で使える生野菜は、傷みにくく一回で使いきれるきゅうり、プチトマト、オクラを持ってきました。最近はスーパーでも乾燥野菜を売っているので山では重宝します。フリーズドライの卵スープを使った親子丼と海藻サラダ。山の友アルファ米は一回では多いので、残りは朝ごはん用にとっておきます。スタッフ三宅(知)は厚切りベーコンと水菜のパスタと、ミックスビーンズとマッシュルームのガーリックサラダ。栄養バランス良さそうです。小屋の布団で快適だったのですが、夜中風と雨の音が激しかったので、明日は少しでも弱まることを祈りつつ眠りました。朝、出発する頃には少し雨足が弱まっていました。レインも着てザックカバーもかぶせて。今回ザックカバーも遠征の出発間際に買い直しました。久しぶりに広げた大型ザックカバーが経年劣化でしょう、シームテープがはがれ、布地もベタついているのに気付きました。みなさんも装備品のチェックはお早めに。イスカ パックカバー ISK2623 ウルトラライトパックカバー (L/45~60L用) 詳しくはこちらイスカ パックカバー ISK2622 ウルトラライトパックカバー (M/30~45L用) 詳しくはこちらイスカ パックカバー ISK2621 ウルトラライトパックカバー (S/20~30L用) 詳しくはこちら元々の計画では今日は黒部五郎岳(2,897m)でしたが、この天気。とり止めることにして、弓折乗越まで下って笠ヶ岳(2,897m)に行くか、下山するか決めることにします。次回に続きます。