【スタッフ三宅のいつかは日本百名山】東京の山友達と一緒に地元四国の名峰 石鎚山(1,982m)と剣山(1,955m)を巡る旅
こんにちは!アウドアーズ・コンパスの三宅(知)です。10月は中旬、東京に住んでいたころの山友達が四国遠征に来ることになり、一緒に地元四国の日本百名山石鎚山(いしづちさん・1,982m)と剣山(つるぎさん・1,955m)を巡ってきました/^o^\土曜日朝の飛行機で羽田から高松空港へ、その後剣山に登り、下山後は松山へ向かって道後温泉、日曜日は土小屋から石鎚山に登ったあとは、松山空港から羽田に戻り、月曜日はみんなお仕事というなかなかの強行スケジュールです。皆さんと3年ぶりの再会にワクワクドキドキしながら、私も遠征気分を味わってきました/^o^\1日目は高松空港でみんなに合流したあと、下道を走って徳島県の剣山(つるぎさん・1,955m)へ。レンタカーの手配やらなんやらで登山口に着いたのがすでにお昼頃。こういう時は金に物を言わせて(笑)、リフトに乗ってショートカットです。リフトから降りて少し歩くと雲海がモクモク、早くもこんな絶景が!紅葉の色づき加減もいい感じになっています。今回ご一緒いただいた女子集合でパチリ。「写真撮るよー」の一声で一瞬にして整列、見事なフォーメーションです(笑)。写真を撮ってくれたのはメンバーの旦那様。なんとこの日のために6人もの山友達がはるばる四国に来てくれました。お天気がいまいちとはいえ、初めて訪れる四国のお山にみんな興味津々。歩いては立ち止まり記念撮影、また歩いては・・・の繰り返しです(笑)。あっという間に剣山頂上ヒュッテに到着です。朝からすごい移動距離ですっかりお腹が空いたので、みんなでうどんを食べます。東京の人はやっぱり関西のだしのうどんが珍しいみたいですよ。そして頂上ではしゃぐ、はしゃぐ、はしゃぎまくる(笑)。頂上からは次郎笈の稜線を見てもらおうと、早速案内します。ガスが心配でしたが、この日も綺麗に見えてよかった!しかも黄色やオレンジのモコモコの紅葉が美しいー!本当はね、はるか向こうに見える三嶺(みうね・1,894m)までみんなで一緒に歩いていけたらどんなに楽しいことでしょう。何度も綺麗ー!綺麗ー!とはしゃぎながら、時間の都合で次郎笈には向かわず、リフト乗り場への分岐からトラバースで引き返します。この道も紅葉のトンネル状態で、テンション上がりっぱなし。良縁を結ぶパワースポットとして有名な大剣神社は、女子にとっては外せない場所。鈴なりのマユミの実は可愛いらしいルックスですが毒があるのですね。そして滝のように流れる神秘的な雲海。先ほど訪れた剣山頂上ヒュッテの別館には「雲海荘」という名前がつくほど、剣山では美しい雲海が見られることで有名です。紅葉の中に佇む剣山登山リフト西島駅もまたウツクシ。それにしてもみんな毎週山に登っているせいかほんと健脚です。そんなに急がなくても大丈夫だよー、と言いながら必死でついていく軟弱な私(笑)。西島駅に着く頃には雨が本降りになり、みんなで雨に打たれながらリフトで下山していきました(笑)。翌日は予報どおりの雨、しかもしっかりしとしと降ってる雨。石鎚山土小屋登山口からレインウエアを着込んで、覚悟を決めたら(笑)いざ出発です。この日はこの写真を撮ってくれたうちの旦那様も同行して、総勢8名のパーティーになりました。そうそう、なんと4人が水色のテムレス手袋を愛用中、私も試してみようかな。登山靴につけている金色のアクセサリは「ヤマノモリ」という安全登山のお守り。シューズプレートに刻印された3本足の霊鳥ヤタガラスは、日本書紀にて熊野の険しい山道を進む神武天皇を道案内したことで知られています。私たち夫婦のものは以前他の山友達からプレゼントでいただいたもの。偶然今回ご一緒したTさんご夫婦もつけていらしたので、記念撮影しました。雨露にしっとりと濡れた紅葉した落ち葉もいとをかし。雨の日の登山は普段気づかないような山の景色に気付かされます。行動食はやっぱり愛媛のみかんでしょう!みかんはサイズ小さめが美味しいんですよね。こんな日でも他にも登っている登山者に出会えるのは、さすが百名山。「こんな日によく登りますねー!」「いやいやおたくらもでしょー!」なんてシュールな会話が交わされます。みんなせっかく東京から来てくれたんだもの、われわれには登るしか選択肢がないんです(笑)。それでもみんなでワイワイおしゃべりしながら歩くひと時はとにかく楽しくて、雨が降っている中ビチョビチョになっていることなんて忘れていました。登山道から見える美しい紅葉に心を奪われながら、てくてくてくてく。石鎚山の象徴ともいえる北壁の荒々しく鋭い岩壁をみんなで眺めます。三の鎖で記念撮影しますが、雨で危ないのでのぼっているふりだけです。と思ったら、グリップ効くこと確認してそのまま登っていった人が!さすが、元山岳部のBさんです。頂上でBさんと無事合流、そして雨だけど元気に、うっすらと見える天狗岳をバックにハイチーズ!真っ白だけどみんなのレインウエアがカラフルで賑やかです。みなさん石鎚山(1,982 m)登頂おめでとうございまーす!Kさんは百名山67座目、いよいよ後半戦本番ですね。そしてPちゃんは、どこからともなく出てきたポンジュースを持ってポーズを決める。い、いつのまに準備していたの(笑)。石鎚頂上山荘におじゃましてみんなでランチタイム。おススメは親子丼と石鎚カレーライスです。ご飯が炊きたてでとても美味しくてみんな満足げでした。最初から最後まで雨、という登山はなかなか日帰りで行く人は少ないとは思いますが、こんな日の登山を支えてくれたアイテムがこちら、レインスパッツです。レインウエアを着て身体が濡れないようにするのと同じように、しっかりと靴を包み込んで雨水が入らないように濡れることから身体を守ることが大切です。イスカのフロントジッパータイプのものが使いやすく愛用しています。イスカ スパッツ ISK2463 ゴアテックスライトスパッツフロントジッパー 詳しくはこちらイスカ スパッツ ISK2464 ゴアテックスライトスパッツフロントジッパーS 詳しくはこちらそしてなにより、心強い山友達の存在。「山を続けていればいつかまた会える」なーんてよく言ったものですが、これ本当なんですね。東京から離れてもそしてこうしてまた再会して、地元の山を一緒に登る日がくるなんて夢にも思いませんでした。こんなお天気でしたがみんなも四国の山旅を楽しんでくれて、私も嬉しかったです。みんなー!はるばる来てくれてありがとうー!今度はアルプスあたりで待ち合わせしましょうか。またお山で会いましょうねー。ではでは、今回もお疲れ様でした~!