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カテゴリ:終着駅
大手繊維メーカー“古川紡績”本社ビル内のトイレで男性の絞殺遺体が発見され、新宿西署の牛尾正直刑事(片岡鶴太郎)は現場に急行した。その夜、本社ビルでは古川紡績の創業記念パーティーが開催されており、会長の江頭啓造(鶴田忍)、その息子で社長の克己(永岡佑)を始めとした役員、大勢の来賓や関係者たちが出席していた。
遺体の身元は、取引先の渉外部長だった脇田典幸(堀内正美)。妻・琴江(原日出子)によると、脇田は2年前に脳梗塞を患い、リハビリを経て復帰したものの、半年前に退職。現在は故郷の長野・松本で静かな生活を送っていたという。事件当日は、元部下から仲人を頼まれての打ち合わせで上京しており、パーティーにはその部下に誘われて立ち寄っただけだったとわかる。また、脇田の宿泊先のビジネスホテルのロビーで、彼の帰りを待っていた男がいたようだが、正体は不明だった。 捜査をはじめた矢先、本庁から捜査二課の第三知能犯捜査係係長・関川響子(高島礼子)らが乗り込んできた。二課は詐欺や汚職事件を扱う部署で、響子は牛尾らがつかんだ情報をすべて提供するよう要求するが、「二課の捜査は秘密保持が原則」といって自分たちの追う捜査内容すら明かさない。そればかりか二課が動いていることは決して外部に漏らすなという高圧的態度に、山路刑事(徳井優)らは反発する。 やがて、脇田の帰りを待っていた謎の男は、古川紡績の事業開発部にいた山名功(中村俊介)と判明。牛尾は勤務先を訪ねるが、花形部署のエースだったはずの山名が関連企業のホームセンターの閑職に左遷されていることを知って驚く。 山名は、脇田とは、毎朝立ち寄るカフェで知り合ったことを打ち明け、事件当日の昼間、久しぶりに上京するから会おうと連絡があったのだと話す。そしてまた、牛尾は、山名の勤めるホームセンターの従業員・竹内愛(中島亜梨沙)の妹・由香(今野杏南)が、数日前から行方不明になっていることを、耳にする。由香は銀座のクラブホステスだったが、そのクラブの店名を聞いた響子は顔色を変える…!? いったい響子たち捜査二課は何を追っているのか…!? そして殺人と失踪――2つの事件はどうつながっているのか…!? 牛尾刑事が執念の捜査で突き止めた、思いもよらぬ真相とは…!? 牛尾正直 ・・・・ 片岡鶴太郎 関川響子 ・・・・ 高島礼子 山名 功 ・・・・ 中村俊介 脇田琴江 ・・・・ 原日出子 浅野彰次 ・・・・ 菅原大吉 平岡秀行 ・・・・ 三浦浩一 山路刑事 ・・・・ 徳井 優 大上刑事 ・・・・ 東根作寿英 坂本課長 ・・・・ 秋野太作 牛尾澄枝 ・・・・ 岡江久美子 今回の殺人事件では珍しく捜査2課と合同捜査になりました。 二課の関川は捜査の情報は知りたがるが自分の情報は牛尾さんたちに教えようとしない。 被害者である脇田は古川紡績で以前、事業開発部にいた山名と待ち合わせをしていた。 山名と脇田は仕事の知り合いではなく偶然、出会った関係だった。 一度、酒を飲んで意気投合した山名と脇田。 でもそれっきりで脇田は会社を辞職し故郷に帰っていた。 しかし急に山名を呼び出した脇田。 古川紡績の創業記念パーティで脇田と会った山名ですが居心地が悪くて先に会場を出たと言う。 山名に事情を聞いている時に偶然、彼が働いているホームセンターの従業員竹内の妹 由香が行方不明になっている事を知る牛尾さん。 竹内の妹 由香が働いていたクラブの名前を聞いて驚く二課の関川。 由香が働いていたクラブのホステスに事情を聞く牛尾さん。 由香をひいきにしていた客は古川紡績社長の江頭でした。 牛尾さんは二課の関川にお互いの情報をオープンにしようと言います。 実は二課に古川紡績の社長江頭が特別背任をしているという情報が入ってくる。 江頭は自分の会社の金を私的に流用しているらしい。 しかし証拠は何もない。 関川の部下から江頭の自宅の様子がおかしいと言う。 江頭の預金から5千万円の金がひき下ろされる。 江頭家に何かあったらしい。 そこで牛尾さんたちは江頭家に事情を聞きに行く。 会長は自宅に脅迫文が届いた事を牛尾さんたちに話す。 社長の江頭と深い関係にあった由香の失踪を警察に知られたくなければ 金を払えと言うのだ。 関川は恐喝に乗って欲しいと江頭に頼む。 社長は反対するが会長は協力すると言う。 犯人から、また脅迫文が届く。 金銭を要求する犯人。 江頭社長を尾行する牛尾さんたち。 犯人の指示通りに目的地に向かう江頭社長。 犯人は社長が由香を行方不明にした決定的な証拠を持っているらしい。 本当に江頭が由香に何かしたのかな? 由香が行方不明になった原因が江頭にあるなら金を犯人に渡す理由も分かるけど 由香に何もしてなければ犯人にお金を渡す必要はないんじゃないの? 金を置いたホテルの部屋を監視する関川たちですが 犯人はいつまでたっても金を取りに来ません。 部屋を身に行くと鞄の中には金はありませんでした。 えーいつのまに金を取られたの? 5000万円を奪ったのは老婆だった。 関川は5000万円を奪った老婆は脇田の妻ではないか?と言います。 脇田が働いた会社に事情を聞きに行く牛尾さん。 脇田はカメラに何でも写して記録を残していた。 牛尾さんたちは脇田の妻に事情を聞きに行きますが 彼女は否定します。 脇田の妻は夫の復讐をするなら殺していると言う。 脇田も会社に捨てられた。脳梗塞になっても会社に申し訳ないと必死になって復帰したのに 会社は脇田を閑職に追い込んだ。 だから山名にも同情していた。彼の気持が分かるのだろう。脇田も会社に捨てられたのだから。 由香の死体が発見される。 脇田の自宅の直ぐ近くだった。 殺害現場には山名や姉の竹内も来ていました。 彼に事情を聞く牛尾さん。 関川は江頭を特別背任で密告したのは脇田ではないか?と疑っていましたが 牛尾さんは違うと思っているようです。 そして恐喝の犯人は竹内由香の近しい人が犯人じゃないかと疑っている。 しかし姉の竹内は何も知らないという。 それに悪い人たちを恐喝して金を奪い取って何が悪いのか?と言われます。 パーティ当日に脇田は平岡と浅野に話しかけようとしていた。 事件の整理をする牛尾さんたち。 そこで重要な事に気付く牛尾さん。 もしかしたら竹内由香を殺害した犯人を脇田は目撃したのではないか?と言うのです。 確かに竹内由香の遺体が発見されたのは脇田の自宅近くでした。 脇田が目撃する可能性もあります。 そしてパーティーで脇田は犯人を目撃します。 犯人候補としては平岡と浅野です。 脇田は彼らに声をかけようとしていたから。。 竹内由香には江頭以外に男がいた。 その男が竹内由香を殺した可能性が高い。 そこで竹内由香と男が一緒に泊まったホテルを探す牛尾さんたち。 古川紡績では会長の解任動議がおこされる。 浅野と平岡の仕業だ。 もしかしたら、この二人が背任を密告したのかもしれんな! 竹内由香の男は浅野だった。 竹内由香が持っていたお守りと同じお守りを浅野が持っていました。 浅野は会社の変革を真剣に考えていた。 しかし会社は会長の江頭と息子に牛耳られていた。 でも息子である社長の江頭はギャンブルにはまっていた。 会長は息子の為にギャンブルで作った借金を会社の金を使って返済していたのだ。 会社の金を私物化していた江頭親子。 そのころ3年前から世話をしていた竹内由香がクラブで働き始め江頭と出会ったのです。 江頭が竹内由香と付き合い始めたら自分が考えている事を知られてしまう。 由香は知らぬ間に江頭を選んでいた。 それは当然だった。独身で社長の江頭。妻子もちの浅野。 そりゃ由香が江頭を選ぶのは当然だった。 由香のスマホのラインのメッセージを見て二人の関係を知る浅野。 もしかしたら自分の計画が知られてしまうかもしれないと思った浅野は 由香を殺害してしまう。 その後パーティで脇田が浅野に話しかける。 由香を殺害した現場を目撃されたのだ。 脇田を殺すしかない。 脇田を殺害したのは浅野でした。 そして江頭たちの特別背任を密告したのも浅野でした。 そこから牛尾さんは意外な話をします。 脇田は昔の取引先の社員を地元で見かけて あなたに話しかけただけだ。 ただそれだけだった。 えぇー殺害現場を目撃したわけじゃないの? 5000万円はどうなったんだろう? と思ったら牛尾さんに荷物が届きます。 荷物の中身は5000万円だった。 お金と一緒に楽しませてもらいました。というメッセージが入っていました。 やはり5000万円を奪ったのは山名と竹内姉。そして脇田の妻だった。 やっぱりそうか! 山名は会社を辞め仙台に行き竹内姉も故郷に帰るという。 牛尾さんは山名に会います。 どうやって江頭社長と竹内由香が一緒に写っている写真を手に入れたのか?と聞きます。 脇田が自分に間違って送ってきたと言います。 そこで脇田の妻にパソコンに入っている画像のデータを全て送って欲しいと頼みます。 その写真を見て会社に復讐しようと考えたのか?と牛尾さんは問います。 自分の人生を生きる為に計画を立てたと言う山名。 結局、山名たちはお咎めなしか! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.06 14:55:04
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