月曜名作劇場 十津川警部シリーズ42 九州ひなの国殺人ルート あらすじネタバレあり
十津川警部(渡瀬恒彦)と亀井刑事(伊東四朗)の記事を書くために、フリーライター・岩村妙子(藤谷美紀)が二人の取材をすることになった。早速インタビューを始めたのもつかの間、十津川らは殺人事件発生の報を受け、現場に向かう。十津川は殺害された女性はコールガールのイヴ(野間れい)で、彼女が大分県日田市の出身だということを突き止めた。イヴの部屋には、ひな人形が一体残っていた。 日田市へ向かった十津川と亀井。地元警察の野崎警部補(的場浩司)は、イヴは日田市出身の大物政治家・首尾木大造(西岡徳馬)の次女・咲子ではないかと明かす。大造は数年前の不正献金事件で議員を辞職したが、今も大きな力を持つ。大造の秘書・朝倉伸夫(猪野学)が、咲子の姉・美也子(原田佳奈)と結婚し、跡を継ぐことも決まっている。十津川の問いに大造と美也子はイヴは咲子ではないと断言。咲子の高校時代の恩師・山本京平(藤田宗久)だけが本人だと証言するが、その後、山本は死体となって発見された。警察幹部に何者かの圧力がかかり、捜査は難航する。その上、首尾木の近辺を探っていた妙子が取材途中で行方不明に…。岩村妙子(フリーライター) - 藤谷美紀首尾木美也子(咲子の姉) - 原田佳奈[63](幼少期:保坂朱乃)梅木史郎(ロックシンガー) - RIKIYA(幼少期:桐山和己)梅木礼子(梅木の母・故人) - 木村理恵朝倉伸夫(大造の秘書・美也子の婚約者) - 猪野学首尾木咲子(コールガールで別名「イヴ」・元保育士) - 野間れい[64]山本京平(咲子の高校時代の恩師・日田祇園山鉾会館 館長) - 藤田宗久日田警察署 署長 - 入川保則中山英次(経済学者) - 黒須洋壬黒田正則(大造の秘書) - 稲宮誠支配人 - 志村東吾中森ハナ子(妙子の助手兼カメラマン) - 森山愛子[65]スナック「ハンター」ママ - 西川美也子ゆう子(ホステス) - 民部良子[66]大川(ポン引き) - 松下卓也[67]花代(花屋) - 高松いくキョウコ - 斎藤ナツ子アキナ - 文月ユウ[68]家政婦 - 松元つや子[69]野崎(日田警察署 警部補) - 的場浩司首尾木大造(美也子と咲子の父・元民自党幹事長) - 西岡徳馬渡瀬さんの追悼番組で放送されてました。身元不明の女性の遺体が発見されます。十津川さん達は遺体の身元が分からず苦労します。しかしようやく彼女の身元が判明します。彼女は大物政治家、首尾木大造の次女咲子でした。しかしコールガールにまで身を落とした女性が咲子のはずがないと首尾木大造は絶対に認めません。咲子がコールガールになった理由も分かりました。梅木という男に貢ぐ為にコールガールになったのでした。十津川さんは亡くなった女性が咲子だと証明する為に首尾木家の雛人形を見せて欲しいと頼みます。首尾木家の使用人が雛人形を並べていると三人官女がなくなっていると言うのです。十津川さんはイブが持っていた三人官女を見せます。その三人官女を見て言葉が出ない咲子の姉、美也子。使用人は号泣します。これではもう殺された女性が咲子だと認めるしかありませんね!しかしそれでも女性の遺体は娘ではないと否定する首尾木大造。姉の美也子は咲子は父親が夢中になっている政治ゲームの犠牲になったのだと父親を非難します。十津川さんと同じく首尾木大造の事を調べていたフリーライターの岩村妙子が情報提供者と会うと言って、それ以降行方不明になる。その頃、梅木が警察に出頭してくる。しかし全面否認する梅木。亀さんは岩村妙子の捜索をし十津川さんは梅木の過去を調べます。梅木は母子家庭で育った子供でした。母親の梅木れい子は元芸者で子供を育てる為に芸者を辞めたのです。梅木れいこは夜クラブで歌っていました。その梅木れいこの太股にはバラの刺青があったのです。だから梅木が付き合った女性にバラの刺青を入れさせていた。亡くなった咲子にもバラの刺青がありました。梅木の父親は首尾木大造でした。十津川さんは梅木と咲子は恋人同士だった。しかし実の兄妹だと知った梅木は咲子に指一本触れなかった。梅木は祭りに参加する為に大分に帰ります。そこで突然、車にひかれそうになります。どうして梅木を殺そうとするのかしら?十津川さんは病院に入院している梅木に会いに行きます。十津川さんは梅木に直接、君は首尾木大造の息子だ。そして咲子は妹だ。だから彼女には指一本触れられなかった。梅木は素直に認める。梅木は咲子と出合った頃の事を話し始める。二人は一目ぼれだった。出会ってすぐに付き合い始める二人。梅木は母親に咲子を紹介します。咲子が首尾木大造の娘だと知った母親は二人の交際を反対します。そりゃ兄妹だもんねー梅木の母親は首尾木大造に直接会いに行きます。二人の話を聞いていた咲子は梅木と自分が兄妹だと知ります。梅木は母親を問い詰めますが、その後母親は水死体で発見されます、梅木は咲子を連れて東京に行きます。二人は一緒に暮らしますが、その生活は地獄でした。梅木は酒やギャンブルに溺れます。咲子は家を出て行きます。しかし借金に苦しむ梅木に咲子は自分が体で稼いだお金を渡します。恋人にはなれないけど母親にはなれる。一生、梅木を守るからと咲子は言います。梅木は自分は先を殺していない。母親を殺した人と咲子を殺した人は同一人物じゃないか?と疑います。無事に岩村を発見した亀さん。岩村に情報を提供しようとした男は岩村に睡眠薬入りのコーヒーを飲ませ彼女を監禁します。岩村を監禁した男は誰だろう?引っ張るなーさっさと教えてよ!そして梅木は病院から逃走します。首尾木大造に復讐する気なのかしら?梅木は美也子を人質にして首尾木大造に咲子を殺したのは誰だと問います。十津川さんは全ての元凶はあなただと首尾木大造に言います。そしてあなたに国を語る資格はないと。。梅木は美也子を解放し逃走します。死のうとしますが命を粗末にするんじゃないと十津川さんに説得されます。岩村を監禁したのは美也子の婚約者、朝倉でした。咲子を殺したのも朝倉です。秘書の黒田から命令され恩師の山本を見張っていましたが逆に疑われて殺害しました。梅木を車でひこうとしたのも朝倉。咲子がいればスキャンダルで首尾木の政治生命が絶たれるので殺害した。首尾木の後継者を狙っていた朝倉は梅木がいれば彼が後継者になるかもしれないと梅木を殺そうとしました。梅木の母親も君が殺したのかと問う十津川さん。朝倉は梅木が本当に首尾木の息子なのかと確認しに行ったのです。しかしあれは事故だったと朝倉は言います。朝倉も母子家庭でした。本当に貧しい家庭で母親は何度も心中を考えていた。そんな生活からやっと這い上がってきたのに。。それが殺人の動機でした。十津川さんは朝倉も首尾木の犠牲者だと言うのです。首尾木は責任を取り議員を辞職します。犯人は朝倉でした。首尾木が娘を殺すはずないし犯人誰やろう?と思ってたのですが朝倉とはねーあんまりドラマの中で存在感がなかったので予想できなかった。。犯人じゃなかったけど首尾木には、もっと天罰を与えて欲しかった。実の娘なのに娘と認めないで遺骨も引き取らなかった!実の娘よりも政治家生命の事を心配するなんて最低な父親です。そんな首尾木に十津川さんは毅然と、あなたに国を語る資格はないと言うのです。カッコ良かった。あーあ渡瀬さんの十津川さんが一番好きだったのにな!実は月曜名作劇場は来週も十津川さんです。内藤さんの新十津川警部シリーズ。