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カテゴリ:’06スイス
今まで、あまりそういうイメージはなかったのですが、確かに、スイスは観光客をもてなすのが上手です。短い旅行の間にもそれを感じました。 レストランでは、店のおやじが、暇を見つけては客席に立ち寄り愛想を振りまくのを、一度ならず見たし、道を探してまごまごしていると、一般の人も警察官も、声をかけてくれます。まあ、観光立国スイスですから、当たり前といえば当たり前なんですけど。 実は、15年ほど前ですが、海外旅行を始めた頃、ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院へ行き、いかにも、写真を撮ってください、というようなカラフルな制服を着たスイス衛兵の写真を撮り、今にも、槍で刺しに来るのではないかという勢いで、思い切り、睨まれた経験があります。その目は、こんな格好はしているが、任務をためであって、観光客の記念撮影のためではない、ということをいっているように、当時、私は感じました。 スイスのように険しい山岳の厳しい自然環境で育った国民にとっては、ヴァチカンのスイス衛兵の採った行動の方が、今でも、自然な気がします。 スイスのホスピタリティーは、イタリア人のような本来もっている人懐っこさからくるものではなく、社会環境にあわせて作り上げられた、本来もっている性格の弱点を矯正して作り上げられたものであろうと思っています。
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最終更新日
2006年11月26日 20時15分04秒
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