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カテゴリ:’06石鎚山
昼過ぎから、石鎚山の片側にガスがかかってきました。 二の鎖を迂回し、当然のように、三の鎖も迂回します。迂回路は、ほとんどが急勾配の鋼鉄製階段です。そそり立った岸壁である石鎚山頂近くには、本来、足場になるようなところは、ないのだと分かります。 降りてくる中学生の集団から、「こんにちは」と言われるたびごとに、「はあ、はあ」あえぎながら、「こんにちは」と、返していたら、引率の若い女性の先生に、「まだまだ、これからが大変ですよ」等と、言われましたが、実は、このところ、毎日10キロ以上歩いていたおかげで、見た目ほどには、疲れていたわけではありません。あっさり、弥山に到着しました。 写真は、弥山からみた、西日本最高峰天狗岳(1982メートル)です。 弥山から天狗岳へは、細い岩稜伝いに行くことができますが、写真の手前の岩の向こう側から、垂直の岩場を、鎖を使って5メートルほど降り、 細い岩稜の上に乗る必要があります。ガスがかかってない方は、木が生えていますが、ガスのかかっている側は、切れ落ちた岩です。 最初は、到底無理だと思いましたが、よく見ているうちに、十分注意すれば、何とか生きて帰ることができそうだな、と思うようになり、思い切って挑戦しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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