あれこれ。
最近、何かとお騒がせな日本経済新聞社の社員が、公告以前に得た情報でインサイダー取引を行ったとのことで、情報が漏洩したというわけではないのですが、そもそも、公告される情報の管理自体は、官報にしても時事に関する事項を掲載する日刊新聞紙にしても、しっかりなされているのでしょうか。 一旦、定款に記載すると、必ず、定款に記載された新聞紙で公告をしないと、複雑な一連の手続がはじめから無効になるおそれがあるので、情報が漏れるおそれがあるような新聞社にも、公告を依頼せざるを得ないわけでしょう。 今回、その依頼された情報を元に、株の売買を行い、インサイダー取引という問題になったわけですが、この種の情報は、秘密にしたまま悪用されても困るし、公告以前に情報を漏洩されても困るわけで、情報漏洩に関して、法律で取締りがあるのかな、と思ってちょっと調べてみたのですが、わかりませんでした。そのうち、週刊誌などに出るでしょうが。 なんとなく、一般的にずさんに扱われており、その種の情報を前もって得た株屋さんなどは、儲けていたのではないか、などとも思いますが、あくまでも憶測です。 友人が以前勤めていた会社などは、増資などの情報は、世間に公表する以前にお得意さんには営業を通じて流す、ということを聞きましたが、これも、一般的に行われていることなのでしょうか。